英語×ラグビー×サステナブル。高校生がNZ文化と酪農の最前線に触れる

ニュージーランド政府が主催する、英語とスポーツを融合した留学プログラム「Game on English」が今年も実施された。

同プログラムは、英語の集中学習に加えてラグビーの専門トレーニング、さらにはニュージーランドに根づくサステナビリティ文化・社会を理解することを目的としている。

ニュージーランド乳業最大手・フォンテラの日本法人である「フォンテラジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:國本竜生)」支援のもと、2025年度は12名の高校生ラグビー選手が参加。第25回 関東高等学校ラグビーフットボール新人大会でベスト4に入った桐蔭学園高等学校、東海大学付属相模高等学校、國學院大學栃木高等学校、茗溪学園高等学校の4校から代表生徒が選抜され、7月23日から8月12日までの約3週間、北島にあるハミルトンボーイズハイスクールで研修を行った。

加えて今年は、栃木県が本州一の生乳生産量を誇る地域であることを踏まえ、フォンテラジャパン株式会社による出前授業「牛・人・環境に貢献する酪農」が11月26日(水)、國學院栃木高校で初開催された。

参加した3年1組の生徒たちは、ニュージーランドの放牧酪農家親子とオンラインで接続し、放牧酪農の利点や持続可能な社会の在り方について学習。

授業では、生クリーム入りのシェイカーを振ってバター作りの速さを競う体験や、ニュージーランド産グラスフェッドバターと日本産バターの食べ比べなど、五感を使ったワークショップも実施された。

終盤には、今年の「Game on English」に参加した國學院栃木高校ラグビー部の3名(中司心弥選手、西澤孝太郎選手、渡邊晃輔選手)による英語での報告会が行われ、生徒たちは拍手と歓声を送りながら、真剣に耳を傾けていた。

 

広告

&rugbyを応援する

広告