東海大が2年ぶりV!「もうラグビーを辞めないといけないのかな」大ケガから復活した副将がベスト15選出|関東大学ラグビー リーグ戦1部

試合後コメント

流通経済大学

池英基監督

我々としては大学選手権出場に向けて非常に大事な一戦だということで、何よりもまず結果を求めて、みんなでハードワークして最終戦の東海さんに勝つということ(で戦いました)。

相手のこと、というよりもダイナミックラグビー。この秩父宮のグラウンドで端から端までどんどんボールを動かして、悔いがないラグビーをしようということでした。

本当に残念ながら、結果は負けて大学選手権に出場することはできませんでした。でも福田キャプテンをはじめ選手一体となって、自分たちのダイナミックラグビーを見せられたなという風に思っていますし、最後まで精いっぱい頑張ってくれたと思います。

ここで流経のラグビーは終わりじゃないので。ラグビー以外のところでも、これからもどんどん成長していきたいなと思っております。

これからもよろしくお願いいたします。

福田拓人キャプテン

自分たちは今年、『信越 ~己と仲間を信じて、過去の流経を超える』というスローガンをもとにやってきました。

この東海大学戦に1年間フォーカスして取り組んでいたのですが、やっぱり本当の勝負の部分で東海大学さんのラグビーに勝ることができずに負けてしまいました。

監督も言ったように、ここで流経ラグビー部は終わりではないので、また強くなって帰ってきます。

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東海大学

木村季由 GM兼監督

リーグ戦の最終戦ということで、とにかく今までの集大成になるようなゲームでした。

リーグ戦を通じていろいろと課題がある中で、最終戦いろいろなプレッシャーがかかる中、秩父宮も初めてという選手がたくさんいました。そういう様々なトータルの状況の中で、どれだけ地に足つけて自分たちが戦えるか、ここにしっかりフォーカスしていこうと準備しました。

やることはすごくクリアになっているのですが、やっぱりゲームの中で、ちょっとしたプレッシャーの中で違うことが起こったこともありました。とはいえ流通経済大学さんとの最終戦、毎年厳しいゲームになりますので、そういう意味では「よく勝ちきれたな」という風に思います。

帰って、しっかりと課題を大学選手権に向けて修正していきたいなと思います。

本当に流経さんの粘りに、本当に心から、我々もそこで今日は成長させてもらえたなと思います。本当にありがとうございます、と伝えたいです。

薄田周希キャプテン

今日の試合は、流経さんは絶対にフィジカルで勝負してくるという自分たちの読みだったので、そこに対してどれだけ前に出させないか、が鍵でした。

自分たちが不用意なペナルティをしてしまって、相手の強みであるセットプレーからのアタックというところに自分たちから付き合ってしまったかな、という風に思います。

ペナルティについてはリーグ戦を通してまだ改善されていないところでしたので、これからそこが課題になるかなと思います。ですが、それ以外のところではフィジカルのある流経さんに対してしっかり対応できたので、そこは自分たちの評価できるポイントかなと思います。


ノーサイドの笛が鳴る直前にヘッドキャップを外し、喜びを表すことなく真っ直ぐレフリーのもとへと向かった薄田キャプテン。「僕たちには次があるので、まだ戦いは終わりじゃない。あくまで通過点、です。それからレフリーさんがうまくゲームを作ってくださったので、感謝を伝えたいと思いました」

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