名古屋
「ここまで積み上げてきたものは、しっかり出せたと思います。ただ、一瞬で勢いに押されてしまった場面もあった。そこに、連続出場を重ねてきた流経大柏さんのチーム力を感じました。そういう経験を、一つずつ学んでいけたらいいかな、と思います」
試合後、二木久義監督はそう振り返った。

たとえば、連携して守りたい場面で、思わず一人が前に出てしまうこと。
「時として、そういうプレーが相手にプレッシャーをかけられた場面もあったと思います」というが、一方で「その辺のバランスは、やはり全国の舞台を経験しないと分からない部分」でもあった。
だからこそ「チームとして学べたこと」に手応えを得た。

花園の舞台にたどり着くまでに、要した年月は67年。
だから、この先についても焦ることはない。
「全国を目指す、全国優勝を目指す、ということだけではなくて。名古屋高校として、どう歩んでいくのか。その在り方を追求していきたいと思っています」
そしてスタンドを見上げながら、更なる言葉を続ける。
「今日は本当にたくさんの応援に来ていただきました。多くの方にサポートしていただいていると、あらためて感じました」
「自分たちが頑張ることが、周りの人たちの幸せにつながる。自分たちの頑張りが、いろんな人に勇気を与える。そういうチームでありたいな、と思います」

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二木監督は最後に、選手たちの姿を思い返し、言葉を結んだ。
「誇らしげに、全力を尽くした選手たちの表情を見て、ホッとしました。『Play the man, be strong. ~男らしく、強くあれ』を感じ取れる時間だったと思います」
花園の舞台で、名古屋は名古屋らしく、ラグビーで貫いた。


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