だから熊谷でラグビーすることを選んだ【vol.3 熊谷工業高校】

全国高等学校ラグビーフットボール大会出場23回を誇る、埼玉県立熊谷工業高等学校。

埼玉県勢で唯一、花園で全国制覇を成し遂げたことがあるのも熊工だ。

ラグビータウン熊谷が誇る古豪は、埼玉県北部地区で一番の部員数を誇る。

熾烈な部内闘争を経て、登録メンバーに選ばれるのは誰だ。

県予選直前、チームを率いる佐々木匠也キャプテン(3年生)と橋本大介監督に話を伺った。

部員55名、真っすぐ見つめる先には橋本監督(写真中央)。

+5㎏

ーー今シーズンの注目ポイントを教えてください。

主将「スピードある展開ラグビーが魅力です。小柄な選手が多いので、FW・BK関係なくグラウンドいっぱいに展開し、スピードあるプレーを心掛けています。」

監督「主将が言ったとおり、今年はサイズがない戦い方をしなければならない。そのためにまずはスペースにボールを運ぼう、と指導をしています。」

ーーコロナ禍でチーム作りに苦労したのではないでしょうか。

主将「全体練習がなかなか出来なかった、という点ではそうですね。だからこそ意識的にコミュニケーションを取るようにしています。」

監督「フィジカルの強化に注力できたので、僕は逆に良かったと思っています。

高校生は年中試合があって、あまり休むことができないんですよね。だけど今年は休まざるを得なかった。きちんと休んで正しいフィットネスを行った結果、選手たちそれぞれ5kgずつぐらい体重が増えました。なのであまり今春のことをネガティブには捉えていません。」

憧れは日本代表のリーチマイケル選手。彼のように、集まったらすぐに発言できるようなリーダーシップあるキャプテンになりたい。(佐々木主将)


スポンサーリンク