受賞コメント
垣永 真之介選手(サントリーサンゴリアス)
サントリーでのコンペティションに勝つことだけを考えたシーズンでした。その結果として日本代表、そしてベスト15に繋がったことを嬉しく思います。
新型コロナの影響でシーズンの準備期間が長かったことが、今季の好調要因かと思います。スクラムの練習だけを青木コーチとずっとしていました。そこを頑張れたことが一因ですね。タックルとジャッカルの練習もしました、それがこのベストフィフティーンに繋がったかと思います。
代表では、しっかり培ってきたものを発揮できるよう、自分の力を試していきたいと思います。トップリーガーになってから2015年・2019年とワールドカップは2大会出られず、悔しい思いをしてきました。2023年はチャンスを掴めるよう、プランニングして頑張っていきたいと思います。特徴である雄叫びは、その時の状況によって自然に出るもの。日本代表でもそういう状況になれば、自然と出てくると思います。
稲垣 啓太選手(パナソニック ワイルドナイツ)
7シーズン連続のベスト15、大変光栄です。賞にはこだわらないほうですが、ある種形として残ることで、自分がやってきたことが正しかったと認識できる。賞を頂き、自分を律していきたいと思います。
日本代表合宿に先駆けて、ジェイミーとリモートでミーティングをしました。時間がない中でどうチームを作り上げていくのか。新たに加わる選手に、どうアプローチを掛け、どう高いスタンダードを示していくのか。またどうスクラムを落とし込むのか、話をしています。
今回、ワールドカップが終わってから初めての試合です。準備期間が短い中でどうチームを作り上げていくのか、合宿でやっていきたい。スクラムについては、そこまでスペシャルなことをするわけではありません。1人1人の役割があって、それをどこまで高いレベルに持っていけるかが鍵。理解の部分が個人の仕事で、8人合わさった時にどれだけ高いレベルのディティールを追求できるかが勝負です。新しい選手たちには丁寧に伝えていきたいと思います。
ベン・ガンター(パナソニック ワイルドナイツ)
入団1年目、サントリーとの日本選手権決勝はスタンドで見ているだけでした。それだけでももちろん素晴らしい経験でしたが、2年目は試合に出て負けてしまった。長い時間をかけて、ボディーブローを喰らっていたようでした。
ようやくのトップリーグ優勝、夢がかないました。今年は今まで以上にリラックスして、チームメイトと試合プランを信じて戦うことが出来たことが、ベスト15に繋がったと思います。
ジャパンにも今回選んで頂いたので、より良い選手になるよう努力し続けます。新しい人と出会い、色々なことを学びたいと思います。特にリーチマイケル選手は憧れの選手。一緒にプレーできることを非常に嬉しく思います。夢がかないました。リーチ選手から学びたいことはたくさんあります。引き継げるものも引き継ぎたいですし、これ以上のメンターはいない。共にに戦えることを楽しみにしています。
ディラン・ライリー(パナソニック ワイルドナイツ)
今シーズン、アタックは良い所を見せられましたが、ディフェンスの部分はまだまだ伸ばしていきたいと思っています。
今後については、サンウルブズに入るか分かりませんが、この後2週間程合宿に参加予定です。他にも代表資格を有している国はありますが、日本が今の自分を作ってくれました。だから日本代表しか考えていません。