Pick Up Players
常翔学園:紺ジャージ、春日丘:オレンジジャージ
春日丘・小池陽翔キャプテンが1年次の花園で敗れた相手が、常翔学園。
今年こそは、と挑んだが、今年も勝つことは出来なかった。
リベンジマッチ。敗れはした。それでも、2本、常翔からトライを取ることが出来た。
「1年生の頃は、何も出来ずに終わってしまった。3年生になって2本取れた。少しは成長したのかな、って思います。」
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小池キャプテンは、春日丘でラグビーすることを選び、長野から単身愛知へ移り住んだ。
「自宅にいた頃は両親に頼っていた部分もあった。春日丘に来て、ラグビーに集中出来る環境を両親や宮地先生が作ってくださった。この3年間は大きかった。だからこそ、花園で年を越したかった。」
先輩たちに申し訳ない、と続けた。
新チーム最初の公式戦だった春の選抜大会では、監督からマイナス260点と評される苦しい出足だった。
それでも1年間をキャプテンとしてチームを率いたいま、改めて思う。
「春日を選んで良かった。」
目頭を押さえながら、言葉を絞り出した。
試合後、小池キャプテンはひとり最後までグラウンドに深く頭を下げ続けた。
春日丘 花園1回戦はこちら
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