試合後コメント
川越東 望月雅之監督
決勝戦はやっぱり難しい。早くトライを取りたい、という気持ちから落ち着かないゲーム展開になってしまった。
それでも1回戦で主力メンバーが5人負傷し、FWリーダーが欠場している中で優勝した経験は大きい。
2年前に花園出場した代よりも技術はあるが、フィジカルはまだまだ。ここにフィジカルの強さが加われば、冬の花園も近づいてくる。
ーー第23回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会出場を決めた
まずは関東新人大会で4強に入り、深谷高校のためにも埼玉県で2校の出場権を勝ち取ることが目標。
選抜初出場の第18回大会ではグループリーグ3戦全敗。第100回大会の花園も、1回戦で敗れた。
全国での1勝を目指し、トレーニングを重ねる。
川越東 土居泰介キャプテン
優勝は嬉しいが、苦しいゲームだった。深谷高校さんのキックマネジメントが上手く、自分たちの練習が足りていなかった。課題が残る試合。
風が強いことは予想していたので、風下の時にどう戦うか今週準備していた。FWで体を当てる所までは想定内だったが、そこからのアタックは課題。
ーー自身が決めた逆転トライについて
自分が絶対取れると思ったので、気持ちでスクラムを選択した。試合中の判断は任されている。自分がトライを取れたら、チームとして勢いも増す。しっかりとトライが取れたことは大きい。
深谷 山田久郎監督
まずは何よりも新人戦が最後まで行われたこと、様々なチーム事情もあった中ではあるが、多くの先生方のお陰で決勝戦まで開催出来たことを嬉しく思う。
試合については、細かな所。一つのブレイクダウン、一つのセットプレー、細かい所の一つ一つが悔やまれる。
それでもチームとして目指しているスタイルは出せているので、課題を振り返って関東新人に向け準備をしたい。
***試合後、選手たちに語り掛けた言葉***
「出し切ったからこその悔しさ。ちゃんと振り返ろう。自分たちで課題を見つけて、自分たちで『あーしよう、こうしよう』を探そう。
大きな怪我も無く、1試合1試合成長していく姿は誇らしかった。深谷のスタイルは出せた。ここから、細かな所を突き詰めていこう。
まずはフィットネス。どのチームよりも自信を持ってグラウンドに立てるよう、もう一回頑張ろう。」
深谷 野口彰太キャプテン
最初のトライは理想形。自分たちがやりたい形で取り切ることが出来た。
10番・12番が1年生なので、バックスのキャプテンとしてもチームをリード出来るよう、FWをコントロールしながらリーダーシップを取っていきたい。
目標は花園ベスト30。