初のリアル合宿に「感謝しかない」高校日本代表候補エキシビションマッチ「 U19 Red Blossoms vs. U19 Blue Blossoms 」試合レポート

試合前

Red BlossomsとBlue Blossomsに分かれアップを始めた選手たち。

しかしある合図をきっかけに、突然合同練習を始める。

コロナ禍で全てがオンラインキャンプとなり、実際に集まることが出来た初めての合宿。

少しずつ、表情が本番モードに変化していく。

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ロッカーバック

先にロッカーバックしたのは、Red Blossoms。

大町キャプテンを先頭に次々と選手が連なり、前の人の肩に手を置いた。

それはまるで、日本代表のよう。

少し恥ずかし気な、だけど期待に満ちた表情で、Red Blossoms一同はロッカーに戻った。

「やってみたい、というのが一番でした(笑)バラバラに行動するよりも一体感があり、チームの形を出せたかな、と。チームの一員であることを意識すること、ワンチームになれたかな、と思います。(大町キャプテン)」

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Red Blossomsに遅れること数分後、Blue Blossoms も練習を切り上げる。

こちらは練習を終えた順に各々、荷物を持ってロッカーへ戻った。

同じ監督の下練習を重ねてきた2つのチームは、試合前から対照的だった。

選手入場

試合のキックオフは14時。

だが着替えを終えた選手たちが入場ゲートに姿を現したのは、それよりも10分程早い、13時50分を過ぎた頃だった。

海外の試合では、どんなシチュエーションにも対応しなければいけないーー

そんな声がコーチ・スタッフ陣から掛かる中、入場時間まで各々時間を費やす。

エキシビションマッチではあるが、あくまでも海外遠征を目指した中でのゲームであり、今後の年代別日本代表活動も見据えた様々な対策が取られていることを痛感する。

 

そしていよいよ入場時刻を迎えると、Blueの薄田キャプテンは2度手を叩き、前を見据え歩みを進めた。

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国歌斉唱でも、チームカラーが際立つ。

Red Blossomsはみなが揃って右手の拳を左胸に。Blue Blossomsは互いの顔を見合わせながら、キャプテンの方から順々に肩を組んだ。

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