#D2共闘「ライバルであり、ともに高め合う仲間」三菱重工相模原ダイナボアーズがD2勢初勝利で、D1昇格に王手|NTTジャパンラグビー リーグワン2022 D1/D2 入替戦2 第1戦

試合展開

時折強くなる雨足の中行われたディビジョン1/2入替戦、シャイニングアークス東京ベイ浦安 対 三菱重工相模原ダイナボアーズ。

前半を1点のリードで折り返した三菱重工相模原ダイナボアーズは、ルーズボールに対しても全員で同じ絵を見ながら素早く反応。早い出足で後半もトライを重ね、後半は一度もリードを奪われることなくシャイニングアークス東京ベイ浦安に勝ち切った。

相模原は、リーグ戦9連勝からの3連敗と難しい時間を過ごしていたからこそ、喜びもひとしお。

プレイヤー・オブ・ザ・マッチを獲得したマイケル・リトル選手は「まずはファンに感謝をしたい。三重ホンダヒート、花園近鉄ライナーズと敗れ難しい2か月を過ごしていたので、今日勝つことが出来たのはみなさんのサポートのおかげ。また来週も良いパフォーマンスを見せられるよう、サポートをお願いします。」と語った。

またこの日ゲームキャプテンを務めた安江祥光バイスキャプテンも「レギュラーシーズン9連勝からの連敗。この間、自分たちの根底、信じるべき揺るがないものを再認識する時間を作った。」と話す。

「全員でもう一度話合って解決し、ワンチームになったことで結果がついてきたと思う。勝って兜の緒を締めたい。」

シャイニングアークス東京ベイ浦安は、難しいモチベーションの中臨んだ一戦。

「レギュラーシーズン実際に戦って得た勝利が4つある中で、入替戦に出ることになりました。SA浦安を代表するんだ、というパッションが今日は欠けていたように思います。勝ちに値するパフォーマンスを出せなかった。(ロブ・ペニー監督)」

次週、5月28日に花園ラグビー場で行われる入替戦第2戦で、運命が決まる。

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The side of シャイニングアークス東京ベイ浦安

ロブ・ペニー監督

三菱重工相模原ダイナボアーズさんに「おめでとう」と言いたいです。完全に勝ちに値するパフォーマンスでした。

自分たちは逆に、勝ちに値するパフォーマンスを出せなかった、それだけです。

その(パフォーマンスを出せなかった)要因としては、モチベーションだと思います。SA浦安を代表するんだ、というパッションが欠けているように感じます。でもそれは分からなくもありません。私たちは、レギュラーシーズン実際に戦って得た勝利が4つある中で入替戦に出ることになりました。

ロビンス ブライス スキルコーチの選手起用については、インジャリーリストが多く、選手が足りない状況だったからです。彼のチームを助けるという気持ちもプレーも、本当に有難いと思います。

シェーン・ゲイツ キャプテン

相模原DBさんが100%良いパフォーマンスをしました。自分たちは修正して来週やるだけです。

(最終節を踏まえ、結果的に入替戦に出ることになったが)特に変わった準備はしていません。

ロビンス ブライス スキルコーチ

3・4年ぶりのプレーでした。怪我人が相次ぎ、自分に出来ることはないかとヘルプに入りました。

相模原DBさんはハングリーにプレーしていたので、自分たちはそれを上回る気持ちで来週臨まないといけません。

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The side of 三菱重工相模原ダイナボアーズ

グレッグ・クーパー ヘッドコーチ

まずはロブ・ペニー監督、そしてSA浦安さんに御礼を申し上げたいと思います。

もちろんダイナメイツにも感謝しています。みなさんのサポートのおかげで勝つことが出来ました。

でもまだ2戦中の1勝。今日やったことはまだ半分です。来週も良い結果を出さないといけません。

相手も勢いを持ってくると思うので、今日の課題を改善して花園に行きたいと思います。

安江 祥光バイスキャプテン

ファンのみなさま、緑で染めてくれた力強い応援をありがとうございました。

SA浦安さんの力強いアタッキングラグビーは脅威でしたし良い勉強をさせてもらいました。

勝って兜の緒を締める、との言葉通り、まだ前半節しか終わっていません。

来週もみなさんに楽しんで頂けるようなゲームをしたいと思います。

 

ディビジョン2で今年戦った5つのチームは、ライバルであり、ともに高め合う仲間です。

昨日三重ホンダヒートが第1戦で敗れましたが、まだ戦える力はあります。

D2からD1に、という思いは共通認識。最後にもう1試合、お互いに頑張っていきたいと思います。

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