Dブロック
埼玉県立熊谷工業高等学校(埼玉)×日本大学明誠高等学校(山梨)
固さが目立ったのは熊谷工業。
前半8分、スクラムから開いた所、6番・小寺玄祐選手(3年生)がトライすると7点を先制したが、その後は日大明誠の壁に阻まれる。
ミスに不運も重なり、日大明誠に3トライを献上した。
勢いに乗ったものが強い、高校ラグビー。
「勝ちに行くぞ、勝ちに!」と日大明誠陣から仲間を鼓舞する声が響けば、自陣5mでのマイボールスクラム選択肢が話し合われると、SH西野裕人選手(3年生)は「俺は脱出したい」と的確なリードでチームの勢いを手放さない。
最後まで抜かりなく戦った日大明誠が、熊谷工業に17-7で勝利した。