5選手が対抗戦デビューを果たした明治、12トライで快勝。日体は悔しいノートライ|関東大学対抗戦Aグループ 第2週 日体×明治

日本体育大学

選手入場のアナウンスが流れると、15人の先頭に立ちピッチに現れたのは15番・田中大世キャプテン。

優しく微笑みながら、勝負の舞台に立った。

しかしゲームは苦しい80分間となる。

試合開始直後こそいくつかのトライセーブをしたが、後半に入るとノーホイッスルトライ含む8つのトライを献上した。

「流れが明治さんにいっていたので、何とかして1トライ、1点を取りたい、という気持ちでいっぱいでした」と話すは田中キャプテン。

何とかして、に力が込もる。


先発では唯一の1年生ながら司令塔を務めた大野莉駒選手

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それでもなかなか敵陣に踏み入ることは出来ず、明治の強いフィジカルで背走させられる場面が続いた。

「ここぞ、という勝負を分けたポイントは正直なかったと思う。明治さんの体の強さに圧倒されていました。」

もちろん学びもあった。

「メンタルの部分、そしてやりきる実行性の部分で気付かされたことが多かったです。」

だからこそ、目標とする2年連続の大学選手権出場に向け「もう一回、全員で練習からやり直したいと思います」と田中キャプテンは力強く宣言した。

早稲田・帝京と上位校との対戦が続く10月。まずは、今季公式戦での1勝を目指す。

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