5選手が対抗戦デビューを果たした明治、12トライで快勝。日体は悔しいノートライ|関東大学対抗戦Aグループ 第2週 日体×明治

明治大学

「ミスが誘発されそうな悪天候にも関わらず、ある程度継続性のあるパフォーマンスを見せられたことは良かった。相手に得点を許さず0失点で戦えたことも、プラスの材料です」とは明治大学・神鳥裕之監督。

攻撃では12トライを奪い、守っては無失点。満額回答の第2戦だった。

地元・群馬出身の齊藤誉哉選手は、応援うちわの目の前でコンバージョンゴールを蹴り上げた

選手層という観点でも、この試合の意味は大きかった。

対抗戦デビューとなった選手は5名。3番・倉田真選手、17番・床田淳貴選手、18番・古田空選手、19番・田島貫太郎選手、20番・楢﨑海人選手が、初めての対抗戦で躍動した。

うち、タイトヘッドプロップの2人は初めての紫紺。3番・倉田真選手(4年生)が前半40分を全うすると、18番・古田空選手(3年生)に襷を繋いだ。

そんなデビュー戦を迎えた選手たちについて神鳥監督は「チャンスを得て、パフォーマンスを見せてくれたことは一つの収穫。非常に良い経験だったと思う」と評価する。


初紫紺の3番・倉田真選手

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石田吉平キャプテンもまた、先週のリザーブ出場を経て先発復帰を果たした。

自身でも3トライを決め、プレイヤー・オブ・ザ・マッチをも獲得する活躍を見せたが、それでも「まだまだ個人のプレーとしては甘い所がある。達成度は20%、30%くらい」と厳しく自己評価した。

「まだまだ対抗戦は始まったばかり。この試合ミスが目立ったので、良い精度でプレーできるように。しっかりと修正して、次戦に挑みたいと思います。(石田キャプテン)」

勝って兜の緒を締めよ。目先の勝利よりも、頂を見据えたトレーニングが続く。

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