「ジャージを着てピッチに立つ15人」が明治を代表した80分。慶應は、真価問われる早稲田戦へ|関東大学ラグビー対抗戦Aグループ 第6週 明治×慶應義塾

明治大学

「2年前、あのようなメンバーが揃っていながら負けた明慶戦のメンタリティ。明治は慶應さん以上に良い準備ができたから、こういう結果になったと自信を持って言えます。(廣瀬雄也選手)」

「ジャージを着てピッチに立つ15人が、明治を代表する選手です。(武内慎選手)」

試合後、明治大学からは力強い言葉が並んだ。

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試合の入りから圧倒した。

接点で上回り、プレッシャーを掛け続け、トライを量産した。

一度で仕留め切れなければ、粘り強く機をうかがう忍耐強さもあった。

明治サイドが口を揃えるのは、準備段階における満足度。

「シンプルに、明治らしさを1人ひとりが出せるようにリーダーを中心に話し合っていた」とは齊藤誉哉ゲームキャプテン。

神鳥監督も「みんなでしっかりと良い準備ができた」と振り返る。

次戦は11月20日、帝京大学との全勝対決を迎える。

キャプテン・石田吉平選手、FWのバイスキャプテン・大賀宗志選手を欠き、今季3度目のゲームキャプテンを担ったもう1人のバイスキャプテン・齊藤誉哉選手は「チームがスタートした時から『日本一のバックスを目指そう』と取り組んできた。帝京・早稲田に負ける気は更々ない」と、自信をのぞかせる。

「しっかりと勝負できる人間が多い。バックスから前に出て、自分たちのラグビーを体現していきたいと思います。」

帝京からの2年ぶりの勝利を目指し、2週間の準備に取り組む。

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