帝京大学
「試合前に想定していた通り、早稲田さんは終始プレッシャーを掛けてきて、良いタックルがいっぱいあった。それに負けじと頑張っている学生たちを誇らしく思う試合でした。1対1でも良く肩を当てディフェンスしてくれた。大切な試合でそれができたことが嬉しいです。」
監督就任1年目の相馬朋和監督は、あたたかな眼差しで選手たちを讃えた。
世代屈指のフッカー対決が注目を集めた一戦。
江良颯選手は「帝京大学2番として負けられない」と挑んだ。
結果は、ラインアウトモールからのハットトリック。スクラムでも帝京の強いスクラムを組み続け、圧倒した。
「(早稲田のHO・佐藤健次選手は)本当に良い選手。勝負できたことを嬉しく思いますし、フッカーの意地を見せられたかな、とも思います」と自信をのぞかせる。
松山千大キャプテンは「コンタクト、セットプレーで圧倒できた。引き続き自信を持って取り組んでいきたいが、課題は規律。何本かペナルティをもらい、隙を見せる部分があった。隙のないチームを作りたい」と表情を引き締める。
次戦、11月20日に控えるは明治大学戦。
隙のないチームで、全勝対決に挑む。