「もっとパラダイスに」東洋大学が大学選手権初出場を決める|関東大学リーグ戦1部 第8週 東洋×立正

立正大学

幸先の良い先制トライを決めた。

ゴール目の前で組んだ2本目のスクラムから、テンポ良く取り切った。

だが、相手のセットプレーもまた、脅威だった。

一時は27点差をつけられた。

しかし、3枚の交代カードを使ってフレッシュレッグを投入すると、2連続トライ。

13点差まで迫る。

しかし、無常にも響いたノーサイドの笛。

悲願の大学選手権にはあと一歩届かず、立正大学の2022年シーズンは終わりを告げた。

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陣内源斗キャプテンら大学4年生にとっては、激動の4年間だった。

大学1年次はリーグ戦2部スタート。入替戦で中央大学に敗れ、1部に上がることはできなかった。

2年目は入替戦にすらたどり着けず。

3年目は2部1位として入替戦に出場し、専修大学を破っての1部昇格。

4年目の今年、念願の1部で戦うことができた。

「目標である大学選手権出場は達成できませんでしたが、それでもこの1部リーグで戦い抜いて、後輩たちに来年も1部で戦う環境を残すことができた。

波乱万丈な4年間でしたが、やりきれたんじゃないかな、と思います。」

キャプテンシー溢れるあたたかな人柄が率いた1部での1年。

立正ラグビーを貫いた4年間のラストイヤー、多くのファンを魅了した。

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