決勝は川越東×昌平に|令和4年度 埼玉県高等学校ラグビーフットボール新人大会 準決勝・順位戦

1月29日(日)、埼玉県・熊谷ラグビー場Cグラウンドで令和4年度 埼玉県高等学校ラグビーフットボール新人大会準決勝ならびに順位戦が行われ、決勝カードが決まった。

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準決勝 第1試合:深谷×川越東

深谷 5 – 27 川越東

深谷:青ジャージ、川越東:紺黄ジャージ
先制トライは川越東。マイボールスクラムから逆サイドに展開すると、飛ばしパスを受け取った1年生ウイング・水島晟仁選手がグラウンディング。
続く2トライ目も、スクラムから再び逆サイドに振りきった所で13番・稲葉逸生選手が走り切った。
一方の深谷は、前半終了間際に1トライを返す。
敵陣でのマイボールスクラムから中央で12番・飯塚祐真バイスキャプテンがボールを持つと、ディフェンスを引き付けながら外にボールを放る。走り込んだのは15番・須永天万選手。そのまま左隅に駆け抜けた。
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川越東が7点のリードで折り返した後半、スコアを重ねたのは川越東だった。
まずは11番・石本瑛選手の個人技で一本、そして12番・五十嵐舜吾選手から再びの飛ばしパスを受けた15番・南雲優佑選手が縦に切りさいてトライ。
最後は12番・五十嵐選手がペナルティゴールを沈め、深谷の猛攻を振りきった。
最後まで声を掛け合いながら集中力を切らさなかった川越東。2年連続の決勝進出を決めた。
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準決勝 第2試合:昌平×本庄第一

昌平 20 – 5 本庄第一

昌平:緑ジャージ、本庄第一:紺ジャージ
前半から緊張した時間が続く。
グラウンドを広く使い、持ち前のアタッキングラグビーで仕掛ける本庄第一に対し、昌平はディフェンスで守り切る。最前線の攻防が面白い。
前半18分、チャンスをものにしたのは昌平。
縦に抜けたセンターからスクラムハーフ・高橋汰廊選手がボールを受け取れば、そのまま走り切ってトライ。コンバージョンゴールも成功し、7点を先制した。
1トライ1ゴール差で折り返した後半、先にスコアをしたのは昌平。ゴール前で得たペナルティでPGを選択し、10番・小林利仁選手が落ち着いて沈める。
一矢報いたい本庄第一は、スクラムハーフからのボックスキックを多用しながらエリアを前に進めると、敵陣深くでのマイボールラインアウトを得る。すると展開することなく、そのままモールで押し込んだ。
9番・杉田猛キャプテンは言う。「FWが『俺らなら取れる』と言ってくれた」。信じて任せた結果のトライだった。
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その後、後半深い時間帯まで10-5と緊迫した展開が続く。
ラストクオーターで決勝への切符を手繰り寄せたのは、昌平だった。
10番・小林選手が蹴り上げたボールに、インゴールで追いついたのは13番・堀江凛選手。これで15-5、10点差のリードとすると、試合終了間際にも相手ボールラックを捲ってターンオーバー。そのままボールを持ちだした13番・堀江選手がパスダミーを交えながら50m超を走りきり、トライを決めた。
20-5。昌平が決勝進出、そして関東新人大会出場権を獲得した。
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