川越東、セブンズ初優勝。埼玉4冠まで「あとひとつ」|第10回全国高校ラグビー7人制大会 埼玉県予選

準々決勝

川越東×伊奈学園

川越東 52-5 伊奈学園

川越東のノーホイッスルトライで幕を開けると、その後もトライを重ねる。

SH南雲優佑選手がインターセプトすると、すぐさま大外に開き稲葉逸生選手がトライ。

伊奈学園も後半、ノーホイッスルトライを決め一本返したが、追いつかず。

川越東が勝利した。

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熊谷×深谷

熊谷 19-14 深谷 

ペナルティを起点に攻め込んだ深谷が先制のトライ。

テンポよく2トライ目を決めたのは飯塚祐真選手。インターセプトからそのまま走り切った。

14点を先制した深谷だったが、熊谷もキックオフからノーホイッスルトライを決める。続くブレイクダウンでボールを奪い返せば、細かくボールを繋いで連続のトライ。

12-14、深谷が僅か1コンバージョンゴール差のリードで前半を折り返した。

後半は一進一退の戦いが続いたが、敵陣深くで戦い続けた熊谷がワンチャンスをものにする。

後半6分、19-14と逆転に成功するとノーサイド。

埼玉北部、公立校同士の戦いは熊谷が制した。

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慶應志木×本庄第一

慶應志木 5-38 本庄第一

先制のノーホイッスルトライは本庄第一。

細かくボールを繋ぎ、エリアとポゼッションを優位に進めた。

慶應志木は後半に1トライを返したが、FW・BKの連携で上回った本庄第一が準決勝に進出した。

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浦和×昌平

浦和 14-52 昌平

キックオフから攻める昌平。左の大外を駆け上がりファーストトライを決めると、またしても左外を余らせ2トライ目。

前半前半4トライを取った昌平が後半も引き離し、50-14で勝利を収めた。

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準決勝

川越東×熊谷

川越東 31-26 熊谷

最初に勢いを掴んだのは川越東。

稲葉逸生選手の2トライ、高尾将太選手の1トライで3トライを先行する。

一方の熊谷は、一つのラインブレイクをきっかけに一気に攻め込み、最後はラックサイドを持ち出したルナ仁鼓選手が押し込んだ。

17-5、川越東の12点リードで前半を折り返す。

後半最初のトライは熊谷。ブレイクダウンでペナルティを得ると、クイックスタートから攻め込み最後は中央でまたしてもルナ選手がトライ。

17-12、5点差に詰め寄った。

しかし川越東も、取られたらすぐに取り返す。髙橋新大選手が目の前をこじ開けるとそのままおよそ60mの独走トライ。続いて南雲優佑選手がノーホイッスルトライを決めれば、31-12。一気にリードを広げた。

後半終了間際、熊谷は独走トライとルナ選手のハットトリックで2つのトライを追加したが、追いつかず。

31-26で、川越東が決勝に進出した。

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本庄第一×昌平

本庄第一 19-28 昌平

ノーホイッスルトライは昌平。まずは7点を先行する。

しかし本庄第一もすぐさま取り返す。SH杉田猛キャプテンが右に流れながら切り込むと、大きく左に振り戻した。ボールを受け取ったSO坂本智駿選手がトライ。

勢いに乗った本庄第一は、HO澤田晃希選手のフィジカルでこじ開けると左サイドを走りきって2トライ目。

12-7、本庄第一が5点のリードで前半を折り返した。

ハーフタイム明け、本庄第一のノンメンバーたちは「本庄第一、盛り上がってこーぜ!」と声を張り上げる。その声に、右手を大きく上げて応える本庄第一の選手たち。

一方の昌平も「昌平、全国行くんだろう?行くぞ!」と自らを鼓舞しながら、ピッチに立った。

後半、最初のトライは昌平。山口廉太選手がおよそ80mをひとり走り切る。

12-14とまずは逆転に成功すると、続いても昌平。SO小林利仁選手が中央にトライし、12-21。リードを広げた。

対する本庄第一は澤田選手が2つ目のトライで2点差まで詰め寄ったが、最後は昌平のダメ押しトライでノーサイド。

昌平が決勝進出を果たした。

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決勝

川越東×昌平

川越東 31-5 昌平

2年連続の決勝カードとなった一戦。

試合前、昌平のノンメンバーたちは前の人の肩に手を当て、日本代表スタイルで会場に入る。座席から応援歌を届けると、ジャージを着た試合メンバーは呼応するように手を叩き返した。

一方の川越東は、ノンメンバーたちが花道を作り、試合メンバーを送り出す。

それぞれのスタイルで、全国への切符を目指した。

試合は、川越東が圧倒した。

まずはスクラムからのサイドアタックで南雲優佑選手がトライを決めると、7-0。

続いても南雲選手がボールを持ちながらゆっくりコースを探せば、一瞬でトップスピードに到達しディフェンダーを抜き去り2トライ目。

3トライ目も、スクラムからサイドアタックは南雲選手。なんと前半だけでハットトリックとなる3トライ目を2年生フルバックが決めれば、17-0で前半を折り返した。

後半も、川越東が優位にゲームを進める。

スクラムから右サイドを走った稲葉逸生選手がトライを決め、続くノーホイッスルトライも稲葉選手。

昌平は最後に意地の1トライを返したが、及ばずノーサイド。

31-5と川越東が同大会初優勝を決め、来月行われる全国大会出場を決めた。

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試合後コメント

川越東 望月雅之監督

嬉しいです。この暑さの中、根性見せてくれました。

夏は、鍛えて鍛えて熱い夏にしていきたいと思います。まずはセブンズで、全国に良いチャレンジをしていきます。

川越東 五十嵐舜悟セブンズキャプテン

1週間という短い準備期間で厳しい面もありましたが、埼玉4冠という目標に向かって『あと1冠』という所まで持っていけたことが嬉しいです。

歴史を塗り替えていこう、という強い気持ちを持ってこれからも頑張っていきます。

 

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