長野県上田市菅平高原・サニアパークにて行われている、第10回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会。
大会2日目となる7月16日(日)には決勝トーナメントの1回戦、ならびに準々決勝が行われ、茨城県代表の茗溪学園は第2回大会以来2度目となる準決勝進出を果たした。
前日の激闘から1日。
茗溪学園が、躍動した。
1回戦で開志国際を零封に抑えると、準々決勝でも関西学院に40点差をつけての勝利。
危なげなく、準決勝に勝ち上がった。
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試合後、応援に駆けつけていたノンメンバーは花道を作って選手たちを迎え入れる。
鬼門と捉えていた、準々決勝での圧勝。
試合メンバーはそれぞれに充実感を滲ませながら、今年のチームの特徴でもある明るさを存分に出し、喜んだ。
「ようやくここ(準決勝)にたどり着いた」と話すは、森尾大悟キャプテン。
準決勝の相手は、優勝候補と名高い佐賀工業だが「100%でぶつかりに行って、めちゃくちゃ熱い試合をしたい。そして勝ちたいです」と意気込んだ。
率いる芥川俊英監督も言った。
「理想としては、僕たちが佐賀工業に勝って、反対の山は報徳学園が上がってきてくれれば、決勝戦で春のリベンジができる。」
3月末に行われた15人制の全国選抜大会では同点で終わり、引き分け抽選の結果、報徳学園が準々決勝へ進んだ悔しさを忘れることはない。だから、リベンジを。
「報徳学園には、菊川逞(2年生)の兄である菊川迪(3年生)もいます。兄弟対決をさせてあげられたらな、と思って。」
そのためにも、まずは茗溪学園初となる決勝進出が絶対条件だ。