長野県上田市菅平高原・サニアパークにて行われている、第10回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会。
大会2日目となる7月16日(日)には決勝トーナメントの1回戦、ならびに準々決勝が行われ、佐賀県代表の佐賀工業は初めての準決勝進出を果たした。
優勝候補との呼び声も高かった昨年。
準々決勝でのちに優勝した報徳学園と対戦し、涙をのんだ。
今年はこれまで223得点12失点と、リベンジに燃える。
試合中、印象的な光景があった。
キャプテンの大和哲将選手がベンチに控えた岐阜工業戦。
大和キャプテンは、同じくリザーブだった選手たちに、目の前で起こった1シーンを切り取り解説した。
今、こういうプレーを選択したけど、この方法だったらもっと別の結果が起きる。
セブンズユースアカデミー生として自身が持つ知識を、惜しげもなく仲間に共有した。
スポンサーリンク
「今年は選手たち自身で求めているものがすごく高い。やってきたことを全然できていないじゃないか、ということで、キャプテン自身の行動に繋がったのだと思います。」
そう話すは、枝吉巨樹監督。
目の前の試合に100%コミットすることを選手たちには求めている。
「次の試合をベストゲームにすること。自分のやるべきことをしっかりとやり切って、楽しむこと。」
その先に見える初めての景色を、目指す大会最終日へと向かっていく。