「久我山さんがいなかったら、自分たちはここまで成長できなかった」目黒学院、4大会連続の花園出場を決める|目黒学院×國學院久我山|第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会東京都予選 第二地区

試合後コメント 目黒学院

竹内圭介監督

タックル、ディフェンスでどれだけ体を張れるかが今日の鍵。

國學院久我山さんの速くて重い個の力を跳ね返すためにはディフェンスだ、とコーチ・選手が一緒になって作り上げてきました。

そういう意味では、トライを2つ取られはしましたが、ディフェンスをしている方が安心して見ていられたように思います。

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中村つぐ希キャプテン

自分たちの時間ではないディフェンスの時間をどれだけ楽しめるか、を重要視していました。

ディフェンスを楽しんで、久我山さんの重くて速いアタックの局面を自分たちが楽しみ続けられた60分間だったと思います。

山本真也キャプテン

前半は自陣での戦いが多かったですが、自分たちのペナルティから自陣に入られてしまっていました。

後半は敵陣で戦えれば通用する、ということが前半で分かったので、敵陣でのプレーを多くできた。そこは良かったなと思います。

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最後のノーサイド ~國學院久我山

春の関東新人大会では3位。全国選抜大会でもベスト8。好調な出足だった。
だが関東大会の東京都予選は準決勝敗退。東京都3位に沈んだ。チーム自体も少し苦しい時間を過ごしたが、しかし夏の合宿で全国の強豪校と好ゲームをいくつも演じ、復調の兆しは見せた。
「この1年間、ディフェンスにフォーカスをしてきた。最後、課題になったのはアタックの精度。ディフェンスは安定しても、アタックで取り切れなかった。」
チームを率いたキャプテン・長谷川裕太選手は目線を落とした。
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チームには日本代表候補の選手が3名いる。
夏の菅平合宿でも、それらの選手が率先して試合後に話し合う姿が見受けられた。
土屋謙太郎監督は言う。
「代表級になるスーパースターがいないチーム。みんなで頑張ってきたチームです。」
みんなで頑張った、1年間だった。
花園への想いは、好敵手・目黒学院に託す。
「勢いに乗ったら強いチーム。特にFWは、全国でもトップクラスの強さがあると思う。全国大会では、しっかり自分たちの分まで勝ってほしいです。(長谷川キャプテン)」
涙に暮れた。
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土屋謙太郎監督
結果がすべて。僅差ですが、特に目黒学院さんのディフェンスに対するプレッシャーが強く、コンタクトでエラーが多くなってしまいました。
やろうとしていることができなかったな、と。後半は自陣でプレーすることも多くなり、ゲームとしては完敗。目黒さんが強かったなと思います。生徒たちはよく頑張ってくれました。
長谷川裕太キャプテン
序盤からミスが続いてしまい、なかなか自分たちのペースに持っていけない中で、後半も自陣でのプレーが多くなってしまいました。
ゴール前での得点力がある目黒学院さんにゴール前でプレーさせてはいけない、ということは分かっていましたが、それでも自陣でのプレーが多くなってしまったことが敗因だと思います。
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