「4年生の責任として来年も1部でプレーさせてあげられるように」叶えた日大、1部残留。東洋は「来年は優勝する準備をさせて頂きたい」|東洋×日大|関東大学リーグ戦1部

日本大学

「来年も1部でプレーさせてあげられるように。」

4年生、最後の大仕事だった。

良いスタートダッシュを切れた春。

しかしリーグ戦がスタートすると、力を出し切れない序盤を過ごした。

初戦・立正大学戦では1点差の敗戦。そこから3連敗し、初勝利は第4戦・拓殖大学戦だった。

第2戦・法政大学戦では大差で敗れると、うなだれる選手たち。

そしてそんな選手たちに「まだ、来週も試合あるんだぞ!」と、コーチ陣は手を伸ばした。

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勝ち点7、入替戦圏内で迎えた最終戦。

負ければ入替戦、勝てば1部残留。

勝負の一戦で、今季一番のゲームを見せた。

「4年生中心にチーム一丸となって気持ちの入ったプレーをしてくれた」と話すのは、窪田幸一郎監督。

プレイヤー・オブ・ザ・マッチを獲得した2番・井上風雅選手は、力強いボールキャリーだけでなくムードメーカーとしても、気持ちの入った様を見せた。

8番・佐川奨茉キャプテンは話す。

「4年生の責任として、来年も1部でプレーさせてあげられるように。4年生が最後のプライドをもってまとまり、勝ち切ることができました。」

涙で歓喜に沸いた。

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