&rugbyが選ぶ、2023年埼玉高校ラグビー ベスト25

川越東が同校史上初の埼玉4冠を果たし、幕を閉じた2023年の埼玉高校ラグビー。

新人戦に始まり花園予選と1年間の戦いを見てきた&rugbyが、2023年のベスト25を高校3年生の中から選出する。

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ベスト25

1番

柴田陽(川越東)

フィールドワーク光るプロップ。

頭脳明晰で、今季いくつもトライを演出した。

50m走はなんと6.7秒。快足も去ることながら、バックスをも翻弄するステップで魅了した。

2番

沼澤玄大(浦和)

モールを第一のプライオリティとする浦和高校において、昨季から先発を務めた。

オール埼玉戦士の1人。最終戦となった全国高校ラグビー埼玉県予選 準々決勝・昌平戦では、その熱量と巧みなボディコントロールで観客を虜にした。

3番

寺山公太(川越東)

2年次からオール埼玉入り。今季は川越東初の共同キャプテンとして、チームをまとめた。

フィジカルを強化するため、体重を大幅増。全国高校ラグビー埼玉県予選 決勝・昌平戦では、ピンチの場面でジャッカルを決め雄叫びを上げ、優勝を決定付けた。

頭脳明晰な帰国子女。全国模試では英語で満点、全国1位の成績を獲得したことも。

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4番

加藤光(慶應志木)

今季のボールキャリー数は、県内でもトップ5に入るのではなかろうか。

強いフィジカルを武器に何度もボールを前に運んだ。

寡黙な仕事人。大学でもそのプレーが見たい選手の1人。

5番

馬場健太(深谷)

No.8も似合う。が、足の遅さゆえロックが定位置に。

県外の高校からも誘いはあったが、憧れの深谷を選んだ。

深谷のジャージーを着続けた3年間。

準々決勝からの1週間は「チームが一番成長した」と涙した。

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6番

高尾将太(川越東)

間違いなくチームの精神的支柱。

試合前の声掛けでは、チームメイトの気持ちを高いレベルで一つにまとめることができるキャプテンだ。

全国高校ラグビー埼玉県予選 決勝戦の後、昌平のキャプテンに「絶対に勝つ」と誓った言葉を全うすべく、一生に一度の年末年始へと向かう。

ベストキャプテン賞を同時に授けたい。

7番

佐藤陽翔(熊谷工業)

どれだけビハインドな展開でも、シンプルに一つだけやるべきことを伝えられるキャプテン。

シーズン序盤はチームとしてゲームメイクに苦しんだが、夏を乗り越えれば今年の熊谷工業が出来上がった。

例え試合に出られなくとも、ピッチの外から常に支え続けた、まさしくザ・キャプテン。

8番

佐藤龍吾(慶應志木)

慶應志木を初めての花園に、と挑んだ1年間。

賢さと冷静さは高校生らしさを遥かに超えるが、練習後に仲間と笑い合う姿は高校生そのものだった。

グラウンド上では、ボールを持たせれば間違いない。誰よりも強い、埼玉県下ナンバーワンNo.8。

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9番

中野力(熊谷)

昨今重要視されているスクラムハーフからのキック。

距離や高さだけでなく、トライチャンスを逃さず中距離のグラバーキックを蹴り込める視野の広さを持つ。

宿沢杯でみせた60分間は、おそらく今年のベストプレーだったであろう。

10番

五十嵐舜悟(川越東)

ボールを離す直前まで次のプレーが予測できない。

フィジカルの強さと決めきる力が魅力。

プレイスキッカーを担い、全国高校ラグビー埼玉県予選ではドロップゴールも沈めた。

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11番

加藤旭陽(慶應志木)

メンバー編成によってフルバック、ウイングを務める。

独特のステップで瞬く間にゲインラインを突破し、いくつもチャンスメイクをした。

ワクワクするウイング。

12番

飯塚祐真(深谷)

1年次の全国高校ラグビー埼玉県予選 決勝戦では、3本のプレイスキックを外した。

それから2年。誰よりも練習に励んだ自信があった。仲間も、「祐真なら決める」と信頼を得た。

今年の準々決勝。ラストワンプレーで同点トライが決まると、涙を流しながらコンバージョンゴールを蹴り上げた。軌道は見事にポストの間を通った。

13番

稲葉逸生(川越東)

セブンズではいくつもトライをお膳立て。

15人制では幅の広い対応力を見せる。

13番としてボールを落ち着かせられる強みが、今年の川越東の強みとなった。

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14番

石本瑛(川越東)

高校ではラグビーを、と未経験ながら川越東に入学。1年次からタッチライン際での力強さを見せ続けた。

高校3年生、埼玉で最後の試合となった全国高校ラグビー埼玉県予選 決勝では最後のトライを決め、有終の美を飾った。

15番

川妻廉太朗(川越)

どの試合でもどんな相手でも必ずゲインラインを突破した。

中学時代はソフトテニス部。高校からラグビーを始めた選手であっても戦えることを証明した。

オール埼玉には選ばれていないが、&rugbyとしては川妻選手を推したい。

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16番

成川佳吾(慶應志木)

ユーティリティフロントロー。

増やした体重、そのパワーを発揮すべく全国高校ラグビー埼玉県予選ではリザーブから出場したこともしばしば。

17番

渡部開(川越東)

FWであればどこでもプレーできる超ユーティリティプレイヤー。チームに一人いれば鬼に金棒。

全国高校ラグビー埼玉県予選 決勝戦後、感謝の気持ちを込めて母をお姫様抱っこした。

18番

岡本優心(昌平)

少なかった3年生。1年間、プレーでチームを引っ張った。

チームは今季食育を導入し、周りはメキメキと体重を増やしたが、岡本選手は「現状維持」が指令だった。

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19番

山口英之介(熊谷)

埼玉県から数年ぶりに選ばれた、高校日本代表候補。

小学生までは陸上と水泳。中学時代はバスケットボール部。高校からラグビーを始めたが、トールマンとしてその素材を磨いてきた。

オール埼玉としてのゲームでは途中で退き、悔しさを滲ませた。

20番

髙橋新大(川越東)

リザーブにいれば心強い、ウイングもできるバックロー。

器用。ボールを持てば必ずゲインラインを切る。

21番

ルナ仁鼓(熊谷)

No.8が豊作の代。リザーブに名を連ねることが全くの不思議。

だがフィニッシャーとして、決定力が最も欲しい時に出てきてくれたら必ずや仕事をしてくれるという信頼感は絶大。

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22番

杉田猛(本庄第一)

本庄第一としてスピードと正確性をもったワイドアタックを完成させるには、欠けてはならないピースだった。

テンポアップしたいタイミングでボールを持ったら、相手にとっては至極厄介。

23番

佐藤翔太(熊谷工業)

身長も体重もひと際小さいが、ゲームメイク力は確か。

高校でラグビーの第一線からは退く。これからは働きながら、楽しみながらラグビーを、と笑顔を見せた。

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24番

松本賢志郎(熊谷)

とにかく勝ちたい。勝ちたい、という気持ちを惜しげもなく言葉にできる才能がある。

某チームの女子マネージャーが選ぶ、埼玉県で最も格好良い選手には満場一致で名前が挙がった。

25番

須永天万(深谷)

グラウンドのでの立ち方、走り方、円陣での姿。

全てが『テンマ』と分かる爆走ステッパー。

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