U20日本代表、選考はじまる。「志高い人間が、最後インターナショナルな世界で生き残る」

2024年のU20日本代表セレクションが始まった。
2024年夏、ワールドラグビー U20トロフィーに参加予定のU20日本代表。
優勝を掴み獲り、20歳以下の世界最高峰の戦い・U20チャンピオンシップへと返り咲くべく、挑戦が始まった。
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12月4、5日と熊谷で行われたのは、関東エリアセレクション。11、12日には大阪での関西・九州エリアセレクションを予定している。
そこに大学選手権へ出場するメンバーを加え、また現在の高校3年生も含めた選手選考へと移行していく。
2024年2月末には32、33人程に絞り込み、チームを確定。コアメンバーで合宿や試合を重ね、強化を図る方針だ。
また今年は、これまでになかったFWだけの合宿を行う予定。2月におよそ1ヶ月掛けての実施を見込んでおり、伴ってFWのスコッドは前倒しでの発表を計画している。
【大久保直弥HCの就任会見の模様はこちら
報道陣に練習が公開されたこの日は、2つのチームに分かれ、アタック・ディフェンスやスキル練習などを行った。
その意図は「自主的にチームにコミットしてもらうため」と大久保直弥HCは説明する。
また合宿初日にはフィットネステストを実施。その結果をふまえ、それぞれどこのレベルを目指すのか、と選手たちに説く。
「堀江翔太選手よりも走れず、体脂肪は倍(の選手もいる)。年齢の問題ではないと思うんです。志、取り組み。それが全て。志高い人間が、最後インターナショナルな世界で生き残る。」
大学レベルで満足するのか、はたまた本当にインターナショナルレベルへ行きたいのか。
これからの目標をどこに置くのか、個人のこれからが試されている。

FL島﨑太志選手は2024年のU20大会には参加資格がないものの、ジュニア・ジャパンを見据えての招集となった
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合宿初日の夜は、4チームに分けたクイズ大会を実施した。
歴代の日本代表監督の顔写真を並べ、就任順に並び替えるゲームだ。
だが、2004年・2005年生まれの選手たちにとっては、生まれる前の時代の話も多い。「全然分からないんですよ。若干怖くなりました」と大久保HCは笑った。

「もちろん中には全て知っている選手もいましたよ」としっかり付け加える
世界中を見渡せば、今年行われたラグビーワールドカップ2023のレギュラー陣の中に、U20出身選手が30人近くいた。
「U20を出たらすぐに代表、となれば強化システムとして外から見ても分かりやすい。だから次期日本代表ヘッドコーチが誰になっても、そこの繋がりは出せるように。協力したいと思います」と大久保HCは語る。
またこの日のコーチングスタッフには、リーグワンのチームでコーチを務める顔ぶれも並んだ。2月以降の練習相手には、リーグワン各チームの胸を借りるべく準備も進めている。
「滑川(剛人、日本協会A級公認レフリー)が今年のU20チャンピオンシップで笛を吹いてきましたが、フィジカルはリーグワンとなんら遜色ないと言っている。だったら我々も、そのレベルでやらないと」とその理由を話した。
シーズン真っ只中の各チームが力を貸してくれることに「有難い」と感謝した。

まずは選手に考えさたい。だからヘッドコーチとして『教えすぎないこと』を意識する。「自分も選手と一緒に成長していきたい」
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年度があけた5、6月には、セレクションマッチではなく「格上のチームとの試合を」と意気込む。
まずは来年、U20トロフィーからチャンピオンシップへの昇格を。
そして2年後には、U20チャンピオンシップに残留ができるチームを作り上げる。
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