夢舞台、決勝。大阪桐蔭は「勝ち切れた自信」を胸に、桐蔭学園は「自分たちの責任」で日本勢初の頂点へ|サニックスワールドラグビーユース交流大会2024 大会4日目

4月28日に開幕した、サニックスワールドラグビーユース交流大会2024。

大会4日目には男子15人制で順位決定トーナメントの8試合が行われ、決勝のカードが決まった。

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順位決定トーナメント:5月3日

1-4位決定トーナメント①

大阪桐蔭高等学校(大阪)24-17 サウスランド ボーイズ ハイスクール(ニュージーランド)

大阪桐蔭

「バテてバテてバテまくっていますね」

日本のチームにはない強さを肌で体感し「ここに来させてもらっている理由が、今日のゲームなのかな」と話したのは、綾部正史監督。

「決勝なんか夢舞台」と話す場所に、たどり着いた。

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ハーフタイムで流れは大きく変わった。

前半先に2トライを挙げ、10点のリードで折り返すと、後半相手はボールを渡してこなくなった。キックを蹴り込む戦術から、ボールを繋ぐプレーへと変更される。

また万が一同トライ数での同点であっても、最初にスコアした者が勝ち進むルールのため、1点でもいいから上回らなければいけなくなったニュージーランドは、必至にトライを狙いに来た。

「10番からのロングパスが目立って、ワイドに大きく動かされた。僕たちも振り回されて、1人ひとりの運動量が落ちてしまった」と厳しい後半の30分を振り返ったのは、CTB名取凛之輔キャプテン。

「ニュージーランドチームに勝ち切ったことが僕たちの自信に繋がる」と安堵の表情を見せた。

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迎える初めての決勝戦。

「しんどい中でも個々のワークレートを増やして、タックル精度を高め、コミュニケーションを取っていけるかが僕たちの課題。規律もまだまだ。そこを修正できれば、決勝でも良いディフェンスができるのではないか」と名取キャプテンは最後の60分に向けたポイントを明確にした。

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