栄冠は大阪桐蔭の手に。17-15で桐蔭対決を制し、日本勢初優勝「新たな歴史を刻めて嬉しい」|サニックスワールドラグビーユース交流大会2024

4月28日に開幕した、サニックスワールドラグビーユース交流大会2024。

大会最終日となった5月5日には男子15人制の決勝戦が行われ、大阪桐蔭が桐蔭学園に17-15で勝利。

新型コロナウイルスの影響により海外勢を招かなかった2022年の第23回大会を除き、日本勢が初めて優勝トロフィーを手にした。

&rugbyを応援する

決勝戦を目前に、予報にはなかった雨が降り出す。小雨降る中、キックオフを迎えた。

先制したのは桐蔭学園だった。

前半9分、ゴール前でのペナルティゴールを9番・後藤快斗選手が成功させ、3点を先制する。

その後は膠着状態が続く中、前半終了間際のチャンスを逃さなかったのは大阪桐蔭。

No.8大門一心選手がグラウンディングすれば、10番・上田倭楓選手のコンバージョンゴールも成功。

大阪桐蔭が7-3と4点のリードを得て、前半を折り返した。

スポンサーリンク

後半最初の得点は、大阪桐蔭。強いプレイヤーが次々にゲインラインを切ると、最後は13番・近藤烈選手がポール真下に走り切る。

14-3とリードを広げると、後半21分には桐蔭学園が反撃のトライ。14番・草薙拓海選手が右サイドを走り抜き、14-8と6点差に迫った。

対する大阪桐蔭は、敵陣でペナルティを得るとPGを選択。

SO上田選手が右足を振り抜けば、3点を追加。

17-8と1トライ1ゴール以上のリードを得た。

スポンサーリンク

手に汗握る攻防が続く中、逆転をうかがう桐蔭学園は後半28分、19番・足立佳樹選手が左サイドで走り切る。

起死回生のトライを奪い、コンバージョンゴールも成功。17-15と2点差まで詰めた。

会場中が沸く中、桐蔭学園はラストチャンスの猛攻を仕掛ける。

たが最後は守り切った大阪桐蔭。

大阪桐蔭が、同校初、そして日本勢初となる優勝を掴み獲った。

スポンサーリンク