ラグビー日本代表は6月21日（金）午後、翌日に控えたリポビタンD チャレンジカップ2024 イングランド代表戦のキャプテンズランを国立競技場で行った。
20歳1ヵ月11日目での初キャップとなる矢崎由高選手（早稲田大学2年）
激しい雨が降り続く中、練習の冒頭15分間を報道陣に公開。試合登録メンバーは赤白の日本代表ファーストジャージーをまとい、ノンメンバーは青のセカンドジャージー姿でグラウンドに現れた。
キャプテンズランにも関わらずファーストジャージーを着用したことについて、コーチングコーディネーターを務めるニール・ハットリー氏は「明日、このジャージーを着ることが初めてという選手がいないよう、今日の機会を利用してマッチジャージーを着る感触を掴んでもらった」と説明。
「今日は明日のための準備日。たくさんの初キャップの選手がいることも考慮した。ロッカールームで着替える中で、笑顔になった選手がいたことも、誇りに思う選手がいたことも手に取るように分かった。このような取り組みは、以前エディーともやったことがある」と意図を話す。
1番で先発予定の茂原隆由選手（写真中央）も明日がファーストキャップ
第2期エディー・ジョーンズHC体制の初陣を明日に控え、先発を務めるスクラムハーフ齋藤直人選手は「若いがゆえの失敗を恐れない、恐れを知らない雰囲気はやっていて感じる。そういう所を求められてのメンバー選考かとも思う。上手く行かない時こそ、シンプルなワードで示すことが大事」と、ワールドカップ経験者としてチームを導く心の準備を口にした。
ハイボールキャッチの確認にも時間を使った
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