東福岡、19大会連続ベスト8進出。茗溪学園の猛攻を退ける「メンバー外の3年生たちが強いサポートをしてくれている」|第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会

茗溪学園コメント

芥川俊英監督

ーー今日の試合を振り返って

セットプレーはできていたが、1対1のコンタクト局面のところでヒガシさんのほうが一枚上手だったなと。ボールキャリーのアタックディフェンスが後手にまわってしまった。アタックでもディフェンスでも、コンタクトのところで相手に前に出られてしまった。

ーー想定していなかったことは

思っていた以上にセットプレーは安定していたが、ボールを展開してもディフェンス局面で相手のリズムになってしまい、そのままトライを取られてしまったのかと思う。そこは想定していなかったので、前半の失点に繋がったのかと思う。

後半は修正して得点に繋げられることはできたが、前半の相手の圧力に負けてしまった。

ーー今年のチームを振り返って

1年間でよく成長してくれたと思う。タレントが揃っていた昨年だったが、今年は自分たちで練習を考えて、強くなるような練習をキャプテン中心に続けてくれたと思う。

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菊川逞キャプテン

ーーいまの率直な気持ちは

前半は入りが良くなかった。キャプテンとして、やらなくてはいけないことができなかった。後半は風上になり、みんなが良いプレーをしてくれたが、自分自身は無力さを感じた。

みんな本当に頑張ってくれていて、勝利に導くのがキャプテンだと思うが、それが出来ずに不甲斐ない。

ーー後半のモールトライはどういう気持ちだったか

花園前にFWがモールで苦しんでいた。死に物狂いで練習していたので、それを信じていた。結果トライに繋がったので、FWのみんなにありがとうと伝えたい。

最後、キックを蹴って大野陽世選手に繋がった。苦しいこともあったと思うので、BKのみんなにも感謝をしている。

ーーあのキックパスは狙った?

アドバンテージが出ていた。数的不利だったので転がさずに、一か八か高くあげた。

ーーこのチームで東福岡に勝利を目指していたと思う。今年のチームを振り返って

紆余曲折あった1年間だった。苦しい時間の方が多く、また花園で目標達成ができず不甲斐ないが、後輩たちにはこの試合をみて来年借りを返して欲しい。

ーーこの試合に向けて準備してきたことは

目標はベスト8以上だったが、一旦はこの東福岡戦に懸けようと。花園に入る前から東福岡戦への準備をしてきた。

ーー試合前、チームにはなんと声をかけたか

「俺らがベスト8にいくから、死に物狂いでやろう」と言葉をかけた。

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