Aブロック優勝は國學院栃木「生徒たち、良かったなと思いますね」全7ブロックの優勝チームコメント|第73回関東高等学校ラグビーフットボール大会

Eブロック

本庄第一高等学校(埼玉県)34-0 東洋大学附属牛久高等学校(茨城県)

東京朝鮮中高級学校(東京都)27-12 佐野日本大学高等学校(栃木県)

優勝・本庄第一

Eブロック優勝は、本庄第一。

初出場でブロック優勝の快挙を成し遂げた。

「この結果を出してくれた生徒を讃えてあげたい」と頬を緩めたのは新井昭夫監督。

「春の仕上げとして、ディフェンスはだいぶ整備できてきたと思います。課題は、エリアを進めた時にスコアができない時間帯があること。まだまだ、経験値の低い若いチーム」と、収穫と課題を口にした。

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Fブロック

東京高等学校(東京都)57-0 専修大学松戸高等学校(千葉県)

日本大学藤沢高等学校(神奈川県)54-7 群馬県立高崎高等学校(群馬県)

優勝・東京

Fブロック優勝は、東京高等学校(東京都)。

「前に出て攻めるディフェンスをするイメージで、関東大会へとやってきました」(8番・杉田陽悠キャプテン)

チームの強みであるディフェンスで、2勝を掴み獲った。

この日最初のトライは”十八番”のモールで仕留め、試合終了直前のラストトライは、ゴール目前でのクロスキックによって生み出した。

「僕たちはセットプレーにこだわりを持っています。だからモールでペナルティを取って、相手が寄ってきたところでボールを散らすためにキックを使って。そういう発想を持ちながらプレーしています」

東京高校のNo.8であるからには「誰よりも強い存在」でありたいと誓う杉田キャプテン。

「東京高校が最も成長する」という夏に向け、もう一度ディフェンスにこだわる。

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Gブロック

東海大学付属浦安高等学校(千葉県)12-10 清真学園高等学校(茨城県)

明治学院東村山高等学校(東京都)67-0 作新学院高等学校(栃木県)

優勝・東海大浦安

Gブロック優勝は東海大学付属浦安高等学校(千葉県)。

「関東大会には『ベストを尽くす』というテーマをもって挑んでいました。関東予選から僕たちは失敗を繰り返していて、その失敗をどう取り返すか、と考えた結果、メンバー・メンバー外関係なく『あの一瞬(ブロック優勝)のために一丸となって取り組もう』と準備してきました」

そう話したのは、フィジカルコンディションリーダーを務める5番・栗山丈於選手。丁寧に言葉を探し、誠実に気持ちを口にした。

関東大会出場4回目にして、初のブロック優勝を果たした東海大浦安。

栗山選手は、この言葉を仲間に贈りたい。

「俺たちが目標としている『打倒・流経』。それが見えた1日になった。だからこれを秋までに一歩一歩、全員で積み上げていこう」

通りすぎる人たちに「こんにちは」とあいさつを欠かさない、『東海』の系譜をひくチームのチャレンジはこれからも続く。

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