熊谷を聖地に。埼玉県ラグビー協会の挑戦

『ラグビー協会』という言葉から、どういう姿を想像するだろうか。立派なオフィスがあって、専属の職員がいて、日夜ラグビーについて議論を重ねている。そういう姿をイメージする方も多いのではないか。

ところが各都道府県ラグビー協会の実態は、常駐スタッフどころか専用の事務所すら構えていない所がほとんどだ。

そんな中、埼玉県ラグビーフットボール協会(以下、埼玉県協会)は、都道府県協会のパイオニアとして歩みを進める。
どうしてそれほどまでにチャレンジできるのか。増田伸二理事長と小泉照雄事務局長に、話を聞いた。

県協会の役割

ーーラグビーファンの中には、協会がどういうことをする団体なのか知らない人もいます。まずはラグビー協会の役割を教えてください。

小泉「最大目的は、『ラグビーを普及・発展させること』です。日本ラグビーフットボール協会(以下、JRFU)は日本全体を考え、埼玉県協会は埼玉での普及方法を考える。シンプルに言ってしまうと、そういうことですかね。」

ーー都道府県協会では、誰がどういう活動をしているのでしょうか。

増田「都道府県協会の役員として活動している方のほとんどは高校教諭、ラグビー部の先生たちです。埼玉県協会には、平日は企業勤めで土日に協会の仕事、とダブルワークスタイルの方もいます。なので平日は思うように活動できていない協会が大半ではないでしょうか。」

ーー専任スタッフがいないとは驚きました。

増田「ラグビーの出発点は、アマチュアリズムなんですね。今はだいぶ改善されましたが、手弁当という言葉通り交通費すら出ない、ラグビー場に行って競技運営して盛り上げて帰る。そんなことも昔はあったほどです。」

小泉「競技に関わって対価を受け取る、という行為が良しとされない時代が長かったように思います。」

埼玉県版のラグビーファンクラブを作りたい。(増田)

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