1人のゲームチェンジャー 筑波大v日本体育大【関東大学対抗戦Aグループ 第7週】

試合後記者会見

日本体育大 田沼広之監督

まず最初に、対抗戦Aグループの大会中に、我々のチームの仲間から新型コロナの陽性者が出てしまった。ファンの方々、大会関係者・大学関係者の皆様、多くの方々に大変なご迷惑とご心配をお掛けしたことを、この場を借りて御詫びしたいと思います。

今も大変な中、学生たちは頑張っている。今日勝てば12年ぶりの選手権出場だった。前半は準備したディフェンスが出来たが、後半は自分たちの選択ミスもあり、試合巧者な筑波さんの力もあり。選手権出場は叶わなかったが、非常に良い戦いができた部分もあった。自信を持って、次に向かっていきたいと思う。

日本体育大 玉置将也キャプテン

この2週間、「絶対勝てる。入学した時から筑波には連敗しているが、絶対勝とう」と言ってきた。前半はフィジカルの強い筑波さんに対してダブルタックルを決められた。やりたかったDF、重点的に準備してきたことが出せた結果、ノートライに抑えられた。後半は筑波のアタックが速く、内側で甘いDFになってしまったことが敗因に繋がったと思う。決して「いい試合だった」で終わらせたくはないが、日体の中では良いアタック・ディフェンスができた試合だったと思う。

筑波大学 嶋﨑達也監督
本日は関係者の皆様、ありがとうございました。自分たちが準備してきたプレーをやろうと試合に臨んだが、日体大さんの厳しく低い絡みを受けてしまい、選手たちが初めて動揺したゲームになった。こういう試合を乗り越えられたことが非常に財産になる。

(前半ディフェンスに苦しんだ理由について)ふだん準備しているアタックではなく、バックスが大味に、個々に行ってしまい孤立状態が続いてしまった。日体のロータックルと絡みをはがせなかった。そこに焦って一人ひとり行ってしまったのが、自分たちが準備してきたことを出せなかった理由。

(大学選手権に向けて)自分たちが時間をかけて準備したラグビーをどう試合中に出すか、が課題。今日の経験を踏まえ、もう一度準備したい。

筑波大学  岡﨑航大キャプテン
日体さんの素早いジャッカルに苦しんだ前半、思うようなプレーが出来なかった。ハーフタイムでは「前半苦しい状況はなかなかない、1点でも多く取ろう」と声を掛けた。後半は修正でき、リザーブ出の選手たちも盛り上げてくれた。こういう苦しい試合が次に繋がると思う。

(大学選手権に向けて)苦しい状況での試合もあると思うので、ゲーム内での修正力を高めること、自分たちのやりたいラグビーを整理し、どうしたらそういうラグビーが出来るか分析しながら、一週間準備したい。

筑波大学 中原健太バイスキャプテン
前半、規律に課題があり思うようにプレーできなかった。自分たちのやりたいラグビーをすることが、勝ちを手繰り寄せる近道。1週間しっかりと準備して、選手権に挑みたい。

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