Road to 花園 ~埼玉県代表、最後の練習試合【昌平v川越東】

12月27日に開幕する、第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会。

大阪・花園ラグビー場への出発を目前に控えた埼玉県代表の2校が、出発前最後の練習試合を行った。

川越東高等学校(初出場)

縦横無尽に動き回るバックス陣を擁する川越東は、いかにセットプレーを安定させてボールをバックスに供給できるかがキーポイント。初の花園行きを決めてから約1か月、スクラムやモールを中心にFWの強化を行ってきた。

そんな川越東のトライは、スクラムから生まれる。

敵陣深くでマイボールスクラムのチャンスを得ると、最後は13番・住吉慶音選手の手に渡ってトライ。取りたかった形でのトライを一本、決めた。

一方で、ラックへのプレッシャーの掛け方やバックスからの声が少ないなど、課題も見つかったこの試合。

キャプテンの江田優太選手は、試合後「あと1週間しかないので、自分たちのスキルを上げることよりも、1つ1つのプレーの質をチームとして向上させていきたい」と話した。

まずは初戦、明和県央戦に向けて気持ちを作っていく。

埼玉県予選決勝の模様はこちら

昌平高等学校(3大会ぶり2回目)

対する昌平は主力メンバーに怪我が相次ぎ、チーム状態は100%でない。

スロースターターな昌平にとって、10分短い花園1回戦はいかに早く自分たちのペースに持ち込めるかが鍵となる。流れさえ掴めれば、強力なバックス陣と連携してトライを狙う。

この試合もそうだった。

前半はゴール前まで攻め込むも、決め手に欠けてトライを奪えない。しかし後半に入ると接点での強さを存分に発揮し、2本トライを奪い返した。

圧巻だったのは2本目。ロングキックで敵陣5mに迫ると、そこから数秒でトライを決める。相手の隙をつく強さは、3年前、花園で東福岡高校相手に大健闘した姿と重なった。

この試合、ピッチの外から試合を見守ったキャプテンの黒埼慎之介選手は「前半は川越東さんにペースを掴まれてしまったが、後半10分くらいで上がってきた。花園ではキャプテン・副キャプテンを中心に、最初から仕掛けていきたい」と語る。

まずは松山聖陵高校からの一勝、そしてシード校へのチャレンジ・悲願の年越しに向け、チーム一丸となって全力で戦う。

埼玉県予選決勝の模様はこちら

Go Forward

試合終了後には、J SPORTSのラグビー中継でおなじみ「Go Forward」を歌う田中美里さんがサプライズで選手を激励。アカペラでGo Forwardを披露すると、選手たちからは自然と合いの手が打たれた。

「昨年のワールドカップ期間中は熊谷のファンゾーンでMCを務めたこともあり、私自身埼玉のラグビーに縁があって今日は応援にきました。昌平高校、川越東高校、花園出場おめでとうございます。本当は花園へ応援に行きたかったが、今年はテレビでしっかりとみんなのドラマを見守りたい。最後まで高校ラグビーを楽しんでほしい。」とエールを送った。

第100回の記念大会。埼玉県は2校が切磋琢磨し、活躍を誓う。

 

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