最年少らしく
ーーこれまで出場したワールドシリーズを踏まえ、今の自分に足りないものは何だと考えてますか
ワールドシリーズではフィジカルで負けてしまったので、今シーズン強化してきました。でもそれでも足りない。運動量も足りないですが、一番はフィジカルを強化したいです。ランは通用していると思います。
ーー第3次スコッド唯一の大学生です
最年少らしく、アグレッシブにチャレンジしていきたいですね。将来自分がリーダー格になった時に引っ張れるよう、未来を見据えて頑張りたいです。
ーーオリンピックへの想いを教えてください
オリンピックはターニングポイントになると思います。一つ一つ与えられたチャレンジを、まっとうしていきたいです。
ーーオリンピックで戦いたい選手はいますか
ユースオリンピックにも出ていて、いま代表で活躍しているアルゼンチンの選手とは戦いたいですね。ユースオリンピックから唯一オリンピックスコッドに残っている責任も感じています。
あとはニュージーランド代表が現状一番強いと思うので、ニュージーランドにチャレンジしたいです。
ーー新型コロナの影響も心配されます
オリンピックがあることを信じて、ハードワークするだけです。
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冒頭に記載した「日本代表候補に選ばれるのは光栄なこと。成人式に行けなかったけど、代表に入って東京オリンピックで活躍したほうが格好良い」という発言をした時のこと。
おそらく「格好良い」という単語を使うことを躊躇ったのだろう。「かっ・・・」と言葉に詰まり、暫く間をあけた石田選手。『キレッキレのステップ』だけでなく、大学生らしい人間味溢れる姿も、魅力的だ。
昨シーズン、早い段階で肩の手術をした。「しっかりと治して、オリンピックを目指す」と力強く語った夢を叶えるまで、あともう一歩。
「ここまで残れると思っていなかった。周りの支えがあったからこそ。今シーズン15人制で戦った強みを活かして、ひとつひとつ成長していきたい。」
写真提供:日本ラグビーフットボール協会
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