サントリー、府中ダービーで圧倒。東芝は悔しい1トライ|<TL2021 東芝対サントリー>

3月20日、土曜日。東京・秩父宮ラグビー場で行われたジャパンラグビートップリーグ第4節。本来であれば既に決着が着いていたはずの注目の一戦は、先週、鳴り響いた雷の影響によりキックオフから12分を過ぎた所で中断。本日、仕切り直しの代替再試合となった。

先週とは打って変わって日差しも垣間見えたこの日、サントリーサンゴリアスがエリアマネジメントで東芝ブレイブルーパスを上回り73ー5と快勝。サントリーは開幕4連勝、東芝は悔しい3敗目となった。


NZ代表ボーデン・バレット選手は、多彩なキックで観客を魅了

3シーズン振りのチャンピオンを目指すサントリーは、序盤からボーデン・バレット選手のキックを中心にゲームを組み立てる。テンポの良いアタックを連続で繰り出し、73点獲得した。

一方の東芝は、怪我人が続出。スクラムの要であるフロントローも次々と入れ替わり、後半30分過ぎにはノーコンテストスクラムの事態に。フォワードを強みとするチームで、第一列目の損失は大きい。

リーチマイケル選手は得意のブレイクダウンで反則が多くなってしまったことについて「テンポ良くアタックしたかったが、サントリーもプレッシャーをかけてきた。ブレイクダウンの質を上げないと、サントリーみたいなチームと戦うと大変になる。」と語り、次節NTTコミュニケーションズ戦での奮闘を誓った。


東芝は後半26分、モールを押し込んでトライを奪う

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