準々決勝 東福岡高等学校v佐賀県立佐賀工業高等学校
九州対決の負けられない戦いだった。
1点でも多く取るために、ペナルティゴールをも選択した。結果、5トライ奪ってゼロ封。トーナメントの駒を一段高い所へ、進めた。
「ワイドラインでアタックするのが強み」と話したのは、この試合東福岡のゲームキャプテンを務めた楢本幹志朗選手(10番)。
「練習の時から試合を想定し、アタック側もディフェンス側も全力でぶつかるのが東福岡の特徴。練習の一つ一つがセレクションです。練習のための練習にならないよう、甘えることなく取り組んでいます」とモチベーションの高さを伺わせた。
今年のチームスローガンは「覚悟とMust」
先輩たちが作り上げてきた歴史を背負って優勝する覚悟。
監督コーチ・スタッフ陣と選手それぞれが覚悟を持って、練習・セレクションに挑む覚悟。
直近4年間は花園ベスト4止まり。新3年生は1年次のアンダーアーマーカップで優勝した経験を持つからこそ、花園優勝をマストに掲げた。
準決勝の相手は東海大仰星。昨シーズンの花園では、引き分け抽選になったライバルだ。
「仰星さんは因縁の相手。リベンジとして、今度こそしっかり勝って決勝に進みたい。今日は初めてのAグラウンドで緊張した部分もあったが、今日と同じミスをしたら簡単にはスコアさせてくれない」と意気込む。
準決勝は明日29日、11時から熊谷ラグビー場で行われる。
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