大会がなかったら、僕たちの優勝はなかった。進化できることに感謝|高校選抜ラグビー <決勝>

第22回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会の幕が上がったのは、3月25日。

新型コロナ感染拡大のため昨年は中止となり、今大会に出場している選手たちにとっては初めての熊谷ラグビー場だった。(埼玉県代表を除く)

風物詩である、桜のシーズンに高校生ラガーマンたちが熊谷に戻ってくることが出来た。その有難みを噛みしめた1週間。

開会式はなく、観客も入れず、無事に試合が執り行われることを最優先に運営。そして令和2年度の最終日である3月31日に無事、閉幕を迎えた。

決勝戦に駒を進めたのは、関東代表の桐蔭学園高等学校(神奈川県)と九州代表の東福岡高等学校(福岡県)。

どちらも例年とは異なるチーム作り・環境下であることを全く感じさせない、オーガナイズされた、それでいて高校生らしい気持ち溢れる闘い様だった。

桐蔭学園は大会4連覇、東福岡は5年ぶりの王座奪還を目指し戦った60分。

激闘の決勝戦を、レポートする。

 

決勝 桐蔭学園v東福岡

試合結果

桐蔭学園 31 – 46 東福岡

スポンサーリンク