4月3日、土曜日。東京・秩父宮ラグビー場で行われたジャパンラグビートップリーグ第6節。
これまでレッドカンファレンスを全勝で戦ってきたチーム同士の一戦は、スタンドが双方のチームカラーに染まった熱量高い試合になった。
会場で配布されたオレンジのベースボールシャツを身に纏うファンの前でトライを決め、喜ぶクボタ
試合の立ち上がりは、サントリーが得意のアタッキングラグビーでボールを自在に展開する。前半3トライを奪い、23-7とリードして試合を折り返した。
一方のクボタは、後半12分に4人の選手を同時に投入すると流れを掴み出す。それまで中々繋がらなかった中盤でのパスが通るようになり、後半14分と18分には連続してトライ。フィジカルの強さを存分に見せ、残り10分で同点に追いついた。
しかし最後は、フルバックのポジションに入っていたサントリー10番・ボーデンバレット選手がトライを決めると勝負あり。33-26で、サントリーが勝ち切った。
サントリーは開幕6連勝、クボタは悔しい1敗で最終節に挑む。
ノーサイド直前、ラストプレーとなったラインアウトモール