パナソニック3大会ぶりの決勝進出。リードはこれが引退試合に|TL2021 準決勝

5月15日土曜日、大阪・花園ラグビー場で行われたジャパンラグビートップリーグ・プレーオフトーナメント準決勝。

緊急事態宣言下ということで、政府・自治体の要請に従い無観客試合として開催された一戦は、試合開始早々、福岡堅樹選手が左サイドを駆け抜けてノーホイッスルトライを奪う。

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パナソニックが幸先の良いスタートを切ったかと思われたが、直後からペナルティが3つ続く。またラインアウトも立て続けに3つ、マイボールキープできない。

前半4分から15分までの11分間でトヨタに3トライ許し、前半をトヨタの1点リードで折り返す。

後半は一転、キックを多用しながらエリアとポゼッションを奪い、セットピースを安定させたパナソニック。後半20分にこの試合2本目のトライを奪うと、パナソニックらしい試合展開を演じ始める。

最後の20分で、28得点。

パナソニック ワイルドナイツは48-21でトヨタ自動車ヴェルブリッツに勝利し、来週23日、秩父宮ラグビー場で行われる決勝戦へ駒を進めた。

試合後、トヨタのキアラン・リード選手は、この試合が現役最後の試合だったと明かした。

「日本中どこに行っても、トヨタのサポーターは支えてくれました。このような状況下でスタジアムを満員にすることは叶いませんでしたが、皆様のサポートに心から、最大限の御礼を申し上げます。」

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