The Side of 中央大学
「1年間、サポートして頂きありがとうございました。
今日の入替戦が死闘になることは、選手一同分かっていました。
勝ちたいという気持ちを全面に出して行こう、とこの2週間言ってきましたが、1つ1つの局面で自分たちのミスで相手に攻め込まれてしまった所は、この1年間自分が本当に甘かったなと感じております。
中大の歴史にも申し訳ない、と思っています。
後輩に1部の座を残せなかった、この責任は背負って、次の舞台でも後輩に対してサポートしていくこと。
そして自分も責任を持ってこれからも行動していくこと、だと思います。
過去には戻れません。
一回そこは、全部自分で引き受けて、これから前に進んでいきたいと思います。」
試合後、茂原隆由キャプテンは長く言葉を紡いだ。
怪我人に寄り添い、ミスした選手の顔を両手で挟んで目を見て話し、良いプレーをした選手にはハイタッチ。そんなキャプテンだからこそ、スコアが動けば仲間が真っ先に茂原キャプテンの元に集まる。もちろん、相手にも誠意をもった対応は多々見受けられた
前半6分過ぎ、相手のスローフォワードを誘った強烈なタックルに声を張り上げたノンメンバー席。
前半16分には12番・水野陸選手がスペースを捉えディフェンスを交わしながらトライを奪うと、円陣から聞こえてきたのは「サンキュー」の声。
コンバージョンゴールにはベンチから「ナイス―!」と飛んだ。
チーム一丸となって戦う姿は、間違いなくあった。
前半21分。
敵陣10m中央でペナルティを得ると、5点差を追いかける中央はペナルティゴールではなくタッチに蹴り出しトライを狙った。
しかし、ラインアウトからの攻撃は繋がらず、スコアなしで自陣へ戻る。
50:22で千載一遇のチャンスを得た時も、敵陣深くまでは攻め込めず。
なにか、最後のひとフックをかけ忘れたまま、ボールを繋いでいるような時間が続いた。
それでも、誰一人諦める人はいない。
「絶対あきらめんな、戦い抜くぞ」
小さく組まれた円陣の中で、選手たちは自ら声を出す。
試合最終盤、祈るように手を合わせる中央ベンチ
一時はリードを奪った。
再び追いかける展開になったが、ハドルの中では穏やかな表情を見せ続けた中央フィフティーン。
だからきっと大丈夫だ、ここから盛り返すだろう。
そう思った人も、少なくないだろう。
しかし。
後半35分過ぎから続いた、ゴール前での長いFW戦叶わず。
5点差を埋めることは、出来なかった。
「最後は『まとまる』という気持ちで押せると信じていた。まとまりも含めて、試合前に追求しとくべきだった。(茂原キャプテン)」
中央、創部以来初めてのリーグ戦2部で、2022年シーズンを迎える。
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