報徳学園
西條裕朗監督
ーーいつ練習試合があることを選手たちに伝えたのか
今朝の散歩の時にみんなを集め、話をしました。
この場を与えられて、決勝戦まで来た。決勝戦はなくなってしまったけど、東福岡という相手と試合が出来る。場所と相手は用意してくれているんや、せっかくの成長の機会を与えられているんや、と話をしたら選手たちが「やります」と答えを出してくれた。
自分たちで考えられたことが良かったのではないかな、と思います。悩む時間が出来て良かったです。
植浦慎仁キャプテン(7番)
――選抜大会優勝について
全く実感も(決勝戦が出来ていないので)納得も出来ていないです。東福岡さんは強いので、冬にはしっかりと勝って全国制覇出来るように、夏のセブンズと冬の花園のチャンピオンを目指して頑張ります。
ーー優勝したことよりも、今日の敗戦の方が大きい?
大きいです。めちゃくちゃ大きいです。
ーー今日練習試合を行うと聞いた時の気持ちについて
監督や泉さんが話をしてくれて、みんなが「やるぞ」という気持ちになりました。でも昨夜の中止の一報で気持ちが切れてしまって。戻そうとしたんですけど、戻し切ることが出来なかったな、そこは僕らの弱い所だと思います。
ーー兵庫県勢として春・冬含め初の全国制覇です
だいぶ複雑です。(決勝戦をして)勝って優勝したかったです。セブンズ、定期戦、花園としっかりリベンジします。
ーー今日の練習試合を行う、と決めた最大の決め手は
(試合を)やらずに帰ったら不満が残るだけだな、と。勝っても負けてもやろう、と。やって勝ったらしっかり日本一だし、負けたら次のステップになるな、という所が決め手になりました。
村田大和選手(スクラムハーフ)
ーー今日練習試合を行うと聞いたのはいつだったか
今日の朝です。昨日のミーティングでは「明日やろう!」とモチベーション上げて終われました。でも今朝、決勝戦がなくなったということを聞いて、モチベーションが下がってしまった。僕らのまだまだ未熟な所だったな、と思います。
エキシビションマッチという形でやらせて頂けることは朝ごはん前に聞いたので、僕自身は切り替えることが出来ていました。
ーー相手のスクラムハーフ(高木城治選手)について
全国ジュニアで一度対戦していました。高木選手は福岡県代表で、僕が大阪府スクール代表のスクラムハーフ。その頃からのライバルです。
ーー冬の花園に向けて
今回の選抜大会で学んだことは、準備不足ということ。ラグビーだけでなく日頃の私生活から、徹底して準備していけたら、と思います。