決勝戦は、東海大大阪仰星×京都成章に|サニックスワールドラグビーユース交流大会2022

サニックスワールドラグビーユース交流大会2022の準決勝2試合が4日、福岡県宗像市のグローバルアリーナで行われ、東海大大阪仰星と京都成章が決勝へ進出した。


前半32分、東海大大阪仰星13番・穴澤開選手がラインアウトモールから展開した先でトライを奪う

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準決勝第1試合は、東海大大阪仰星×大分東明。

試合開始3分にラインアウトモールから2番・山本琉聖選手がトライを決めると、前半だけで6トライ。計10トライを奪い、64-12で決勝進出を果たした。

奇しくもおよそ1ヵ月前に行われた第23回全国高校選抜ラグビー大会の2回戦と同カード。

大分東明・浦山丈キャプテンが「仰星のやりたいラグビーをやらせてしまった。大分東明としてやりたいことが出来なかった」と話した通り、東海大大阪仰星の戦術が光った。

東海大大阪仰星・松沼寛治キャプテンも「事前に大分東明のディフェンスを分析し、自分たちのアタックをどう当て込んでいくかしっかりと準備していた。それが相手に通用した」と話す。

「選抜では勝ったけど、それは過去のこと。全く別のチームになっているので、過去は忘れてもう一度一からしっかり準備しよう」と仲間に声を掛け、準備した成果が表れた。


後半9分、スクラムから大分東明15番・小西琉世選手のトライ

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準決勝第2試合は、京都成章×石見智翠館。

前半3分、京都成章10番・川上凌空選手のPGで先制すると、ファーストトライは石見智翠館15番・田中稜也選手。抜群のコントロールで蹴り上げられたキックパスをしっかりとキャッチし、前半9分、インゴールに押さえた。

3-5と拮抗した展開も、前半14分、23分に立て続けにトライを奪った京都成章が引き離し、25-15で京都成章が勝利。決勝進出を決めた。

「素直に嬉しい。上手くて強くて速い、ザ・王者な東海大大阪仰星が相手だが、全く歯が立たない相手ではない。自分たちの強みを出していければ勝てると思う。勝ちます!(京都成章・森山飛翔キャプテン)」

決勝戦は5月5日(木・祝)、12時45分からグローバルアリーナ・スタジアムで行われる。

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