前年度王者・帝京vs初の春季大会Aグループ・東洋は、帝京が圧倒「赤ジャージを着るプライドを持って」|第12回関東大学ラグビー春季交流大会

試合概要

第12回関東大学春季交流大会Aグループ 第1週

【対戦カード】
帝京大学×東洋大学

【日時】
2023年4月23日(日)13:00キックオフ

【場所】
帝京大学グラウンド

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試合結果

帝京:赤ジャージ、東洋:紺ジャージ

帝京大学 92 – 14 東洋大学

接点で前に出て、スクラムで勝ち、ラインアウトもスティール。

80分間圧倒し続けたのは、昨年度の大学チャンピオン・帝京大学だった。

内側に人が集まれば、自然と外は空く。11番・高本とむ選手までボールが回ると、左サイドを何度も駆け上がりながらチャンスメイクをし、走り込んだ仲間にボールを繋いだ。

前後半併せて14トライ。15番・山口泰輝選手は、前半だけでハットトリックを決めてしまう。

終始圧倒した帝京大学が、今季公式戦の初陣を飾った。

「難しい初戦を勝てたことは良かった」と話したのは、この日ゲームキャプテンを務めた奥井章仁選手。

「4年目なので気合いを入れて」と、同級生の津村大志選手に短く刈り上げてもらった髪型は、凛々しさを増した。

「大学選手権優勝という目標は変わらない。そこに向けて1日1日、自分たちはどういうラグビーをしたいのか、帝京ラグビー部とはどういうものか、を考えたいと思います。」

再び頂点に立つ1月を見据え、1日を積み重ねる覚悟を見せた。


トライ後に円陣を組む姿は今季も変わらず

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一方、チーム史上初めて春季大会をAグループで戦う東洋大学は、後半25分に11番・石本拓巳選手が記念すべきファーストトライ。

後半36分にも22番モリース・マークス選手が個人技で交わせば、2トライ目を決めた。

前年度王者と初めて公式戦で戦った80分間、厳しい時間帯の方が多かった。それでも気持ちを切らさずに「まだやれるでしょ」「セットピースはこれから強くしていこう」とハドルの中で声を掛け合う姿は、たくましくもある。

リーグ戦1部で戦う勝負の2年目、足場を固める春を過ごす。

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