2024年度の関東大学ラグビー対抗戦が開幕した。
各チームのラグビーが確立する秋、チャレンジの秋を追う。
試合概要
関東大学リーグ戦1部 第3節
【対戦カード】
立正大学×東海大学
【日時】
2024年9月22日(土)12:30キックオフ
【場所】
熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
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試合結果
立正:オレンジジャージー、東海:青ジャージー
立正大学 5 – 60 東海大学
試合序盤に主導権を握ったのは立正大学。
敵陣での攻撃は続き、ゴールライン目前まで迫った。
しかし仕留め切れず、攻撃権を明け渡すとファーストアタックで取り切った東海大学。
ラインアウトモールから7点を先制した。
その後もセットプレーを武器に得点を重ねた東海大学。
ロングキックで陣地を進め、ラインアウトからはFWがモールで、バックスはワイドアタックでトライを重ねた。
東海大学が5-60で勝利し、勝ち点を12に伸ばした。
この日最も輝いていたのは、東海大学14番・岡村優太選手。
裏のスペースへ蹴り込んだ中距離キックに自らでチェイスをかけ、立正大学のノックオンを誘うと敵陣深くでマイボールスクラムを獲得した。
そのスクラムから供給されたボールを右サイドで受け取れば、後半最初のトライ。
後半34分には、自陣でのボールキャリーでペナルティを誘えば、最後はまたしても右サイドで仕留める。
17番・川村航平選手から切り返されたオフロードパスを受け取り、右手で押し込んだ。
自身が生み出した2つのチャンスを、トライに結び付けた岡村選手。11番・中川湧眞選手とあわせ、両ウイングでハットトリックを決める活躍ぶりをみせた。
また岡村選手は中学時代にロンドンへ3年間留学しており、語学も堪能。試合中には15番コンラッド・セブンスター選手と英語でコミュニケーションを取り、バックスリーの連携を図る姿も随所に見受けられた。
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一方の立正大学は、後半12分に7番ヴィリケサ・リモリモ選手が一矢報いるトライを決めたが、追いつくことはできなかった。
先発の半数である7名が1年生。
「セレクションポリシーは、コンタクトプレーができる選手。チーム内の競争を勝ち抜いた1年生が7名いた」と奥村祥平ヘッドコーチが話すとおり、ルーキーたちは体をいくつも当てた。
「去年出場していた選手たちの経験値が活かされている所もあれば、1年生は経験不足を補うフレッシュさもある。相乗効果を期待しています」
この日ゲームキャプテンを務めた八木崇太選手も、1年時から出場経験を有する。
「チーム全体で発言しやすい空間を作ること、練習やミーティングでの良い雰囲気づくりを心掛けています」とチーム作りの裏側明かした。
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