試合概要
第12回関東大学春季交流大会Cグループ 第5週
【対戦カード】
大東文化大学×関東学院大学
【日時】
2023年5月28日(日)12:00キックオフ
【場所】
大東文化大学グラウンド
試合結果
大東文化大学 38 – 45 関東学院大学
先制トライは大東文化。ラインアウトモールからボールを展開すると、キックパスを蹴り上げたのは10番・小田嶋生吹選手。
大外にいた15番・伊藤和樹選手がボールを受け取れば、トライを決めた。
しかしそこから怒涛の攻撃は、関東学院。
1年生ナンバーエイトの丸尾瞬選手、13番・茎沢光隆選手らを中心にボールキャリアーへプレッシャーを掛ければ、ターンオーバーを重ねた。
そのまま一気にトライまで持ち込み、あっという間に5連続トライ。
関東学院が26点のリードを奪った。
しかし、大東文化もこのまま負けるわけにはいない。
ハーフタイムを挟んで、こちらも4連続トライ。
流れを掴めば、瞬く間に追いついた。
後半26分まで、31-31の同点。緊迫した時間が続く。
勝負を分けたのは、スクラムだった。
関東学院が相手陣ゴール前まで攻め込むと、スクラムのチャンスを得る。
そこでペナルティを得れば、クイックスタートした24番・田中流星選手が右手で押し込んでトライ。
まずは7点のリードを手にすると、後半42分には再び関東学院ボールでの敵陣5mスクラム。
一組みで押し切れば、最後尾についていた20番・石井隆也選手がグラウンディングを決めた。
スクラムトライに、関東学院ベンチもこの日一番の盛り上がりを見せる。
「春はセットピースに力を入れてきた。その成果が出たことは大きな意味を持つ。リザーブのフロントローやロックが良い仕事をしてくれた。(関東学院・由比藤聖ゲームキャプテン)」
試合終了間際には、大東文化15番・伊藤和樹選手がハットトリックとなる90m独走トライを決めたが、7点届かずノーサイド。
関東学院が3勝目を手にし、大東文化は春初黒星を喫した。
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