若き桜、秩父宮で花開く。「ホームゲームは今日しかない。全力でぶつかった。」U20日本代表、NZUに勝ち切る|U20日本代表×NZU

試合後コメント

ロブ・ペニー監督

スタッフ陣含め、サモア遠征からの進歩を感じます。

特にプレッシャー下、後半11点差をつけられた後もめげずに反撃した部分では、人間性を見せられたのではないでしょうか。U20チャンピオンシップに活かせる部分だと思います。

また多くの観客の方々にお越し頂き、たくさんの声援を送っていただきました。

良い試合を繰り広げられたこと、ものすごく大きな意味のある試合になりました。

キャプテン 大町佳生 選手

ハーフタイム、僕からチームに伝えたのは「どちらが我慢比べで勝てるか」ということです。

後半11点差をつけられた時に、ここで落ちてしまったらサモア遠征に行った意味がなくなってしまいます。

マインド、強度をもう一回上げよう、ともう一度立ち直れたことが今日の勝因に繋がったと思います。

スポンサーリンク

ファーストトライを決めた平翔太選手

「みんなで取ったトライだし、みんなで掴んだ勝利。やっぱり嬉しいです。」

初めて桜の10番をつけた楢本幹志朗選手

「すごく楽しかったです。スタンドオフとして勝利に導けたことが、一番自分の中で満足しています。

ホームゲームも今日しかありません。『全力をぶつけよう』と話していた中での、8トライ52得点。自分のアタックのオーガナイズにも満足しています。」

スポンサーリンク

後半から登場し、スクラムトライを決めたHO大本峻士選手

「ハーフタイム中、リザーブのフロントロー3人で『一斉に交替したら、スクラムでまずは勝ちに行こう』という話をしていました。その中でのゴール前スクラム。ここはスクラムにこだわってやっていこう、と意思統一して臨めたことが良かったのかなと思います。気持ち良かったです!」

攻守に活躍し、2トライを決めた小林典大選手

「アタックの面では、仲間が繋いでくれたボールをしっかりトライに結びつけることが出来て良かったです。ですが修正点はディフェンス。もっと前に出て、ターンオーバーに繋がるタックルが出来なかったことは、これからの課題です。

今日は、家族とおばあちゃん、従兄弟たちが応援に来てくれました。良い所見せられたので、めちゃくちゃ良かったです!」

前日練習から一転、この日は髪を短く刈り上げ登場した宮下晃毅選手

「昨日坊主にしました。小林典大がサモア遠征で坊主にしたので『俺もやったろ』と。気合いを入れて、先輩の田島貫太郎さんにバリカンで刈ってもらいました。」

NZUの監督は最も印象に残った選手に宮下選手の名前を挙げた。「ボールを持っても素晴らしかったが、何よりフィールド上でのポジショニング、全体を見据える視点が素晴らしかった。」

後半序盤から登場した佐々木柚樹選手

「ホームゲームでみんな気合いが入っていました。序盤はシーソーゲームでしたが、後半のスクラムトライから流れが変わり連続してトライを取れた。チームとしてまとまれたかな、と思います。

課題も見つかりましたが、その分めちゃくちゃ成長できたと感じます。大東文化のチームメイトもたくさん応援に来てくれていて、スタンドを見たら必ず手を振ってくれました。それで僕自身リラックスできたので、嬉しかったです。」

スポンサーリンク

確かさの中でもアクセントの光った野中健吾バイスキャプテン

「修正しなければいけない所もありますが、良い所もあった。チームとして引き続き伸ばしていきたいと思います。頼もしかったのはフォワード。特に小林典大の前線でのディフェンス、そしてサポートのランは頼もしく感じました。」

トライ後、左手で小さなガッツポーズを作った矢崎由高選手

「(野中)健吾さんから良い状況でパスをもらって、内側も良いコンタクトをして良い状況を作ってくれていたからこそ、結果的に最後僕がボールを持ってトライできました。トライに繋がったことはすごく良かったですし、あのようなプレーが増えていけば自分のアピールにもチームの勝利にも貢献できると思っています。」

スポンサーリンク