B7シード:浦和
監督:山本義明
主将:原田嗣海(3年、SH)
シャイ。だが仲間の話を総合すれば、熱い男。
チームを盛り上げるために、意識せず自然と言動に現れるのだろう。
「1代上、2代上が花園予選で敗れる姿を見てきました。だから後輩たちには同じ想いをさせちゃいけないな、って。」
先輩たちの想いを自分たちがリベンジする。その想いは人一倍強い。
今年の軌跡
新人戦5位。
関東予選は準々決勝敗退。
国体予選では熊谷工業との3位決定戦で7-7の同点を演じ、抽選の結果3位の座についた。
そうして訪れた、夏。
お盆の時期に行われる練習試合に先立ち、浦和高校では7月に菅平で1次合宿を行う。
徹底した走り込み。伝統のランパス。多くのOBが駆け付け、後輩たちを鼓舞した。
「花園に行けなかった代の方々の想いを知り、熱い気持ちになりました」とはFB菊池恭人選手。
No.8関口楓選手は、涙を流しながら回顧する。「チームを支える気持ちを一人ひとりが作るためのランパスだったのかな、って。」
多くの選手たちが涙を流したランパスは、時間が分からないほど続いたという。
「みんなでキツいことをやって、チームが一つになりました。(原田キャプテン)」
注目プレイヤー
沼澤玄太(3年、HO)
今夏のオール埼玉に選ばれると、後半から出場した。
「花園に出たOBとして、後輩を指導しに菅平に戻って来たい。」
叶える方法は、一つしかない。
今季の主な試合結果
◆新人戦
5位
川越東、2年連続の新人戦制覇も「まだ土俵に立っただけ」|令和4年度 埼玉県高等学校ラグビーフットボール新人大会 決勝・順位戦│&rugby (andrugby.com)
◆関東大会埼玉県予選
準々決勝敗退
今季2度目の浦和×深谷は、深谷が2連勝|第71回関東高等学校ラグビーフットボール大会 埼玉県予選・準々決勝│&rugby (andrugby.com)
◆国民体育大会 埼玉県予選
3位
◆7人制大会埼玉県予選
準々決勝敗退
川越東、セブンズ初優勝。埼玉4冠まで「あとひとつ」|第10回全国高校ラグビー7人制大会 埼玉県予選│&rugby (andrugby.com)