試合概要
第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会 2回戦
【対戦カード】
尾道高等学校(広島・17大会連続18回目)21-32 流通経済大学付属柏高等学校(千葉・29大会連続31回目)
【日時】
2023年12月30日(土)9:30キックオフ
【場所】
花園第3グラウンド
試合結果
尾道 21 – 32 流経大柏
朝一番の試合にも関わらず、第3グラウンドは立ち見も出るほどの超満員。
およそ2,000人の観客が訪れた。
試合は、尾道が最初にペースを掴む。
流経大柏がPGで3点を先制するものの、落ち着いてボールを運んだ尾道。
前半12分には9番・ 竹本悠希選手がラックからボールを持ち出すと、裏にキック。15番・水谷康生選手がキャッチし、そのまま右隅へトライを決めた。
その6分後にはまたしてもラックからの持ち出しで追加のトライを挙げる。
2番・杉本天選手が押し込めば、10番・堂免遙生選手のコンバージョンゴールも成功。
FWの個が強い尾道、14-3とリードを広げた。
対する流経大柏は、FWの塊で反撃に出る。
ラインアウトモールを押し込んだのは前半24分。
コンバージョンゴールも成功し、14-10と4点差まで詰め寄った。
だが、前半終了間際に尾道が突き放す。
SH竹本選手からボールを受けた5番・辻井春希選手がインゴールまで持ち込めば、21-10。
尾道が10点のリードで前半を折り返した。
後半は一転、流経大柏が戦い方を変える。
13番・ 阿部煌生選手がボールを持つ回数を増やし、ゲインラインを超えれば攻撃に勢いが生まれる。
後半2分にまずはPGで3点を返すと、後半6分、9分と立て続けにボールを展開して大外でトライ。
21-27と一気に逆転した。
ダメ押しは後半16分。ラインアウトモールを押し込めば、21-32。
修正力の光ったノーシード・流経大柏が、11点ビハインドからの22得点でBシード・尾道に逆転勝利を収めた。
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