準々決勝の対戦カード決まる「早く大阪のチームとやりたかった」桐蔭学園は東海大大阪仰星と。東福岡は花園で負け越している茗溪学園との一戦へ|第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会

大阪府・東大阪市花園ラグビー場で開催中の第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会。

1月1日までに計43試合が終了し、ベスト8が出揃った。

試合後には準々決勝の組み合わせ抽選会が行われ、1月3日の対戦カードが決まった。

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第1試合:桐蔭学園×東海大大阪仰星

10:30キックオフ
桐蔭学園高等学校(神奈川・2大会ぶり21回目)
×
東海大学付属大阪仰星高等学校(大阪第3・5大会連続23回目)

◆注目ポイント◆

直近10大会のうち、4度の花園チャンピオンは東海大大阪仰星。そして唯一連覇を達成している、桐蔭学園。

激戦必至の好カード間違いなし。

桐蔭学園 藤原秀之監督
早めに仰星さんたちと対戦したかった。我々は去年も来ていないので、チャレンジャーとして早く大阪のチームとやっておきたかったです。

強みであるFWをしっかりと前に出して、お互い縦横をしっかりと使った楽しいラグビーをすると思うので、対応しながら我々も楽しんでプレーしたいと思います。

桐蔭学園 城央祐キャプテン
強いチームと、まだ自分たちが元気な状態で挑めるのは良いことです。

東海大大阪仰星 湯浅大智監督

桐蔭学園さんとは夏、菅平で対戦し大敗しました。62点ぐらいとられました。トータルフットボーラーというか、アスリートという印象です。そういう鍛えられ方をして、1人ひとりの身体的能力が高い。ボールも動きますし、動かす意図も細かい所まで徹底されています。

ボールも人も動くラグビーに対して、一生懸命ディフェンスしていきます。

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第2試合:中部大春日丘×佐賀工業

11:55キックオフ
中部大学春日丘高等学校(愛知・11大会連続13回目)
×
佐賀県立佐賀工業高等学校(佐賀・42大会連続52回目)

◆注目ポイント◆

前回大会の3回戦で対戦した両校。その時には佐賀工業がノートライながらも3本のPGを沈め、9-8で1点差の勝利を収めていた。

中部大春日丘は過去ベスト8が最高成績。Aシードを倒し、歴史を作れるか。

中部大春日丘 福田大和キャプテン
3年生、ラストイヤー。負けたら終わりのトーナメント。

まずはしっかり良い準備をして、佐賀工業さんにリベンジをして(前回大会は3回戦で対戦し8-9と敗戦)、勝ち切って、初めてのベスト4を自分たちの代で達成したいです。

佐賀工業 枝吉巨樹監督

毎年のことですが、8強以上はとにかく優勝を狙うつもりでいくしかないと思っています。一戦必勝。今日のように、熱いゲームができるよう頑張ります。

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第3試合:東福岡×茗溪学園

13:20キックオフ
東福岡高等学校(福岡・24大会連続34回目)
×
茗溪学園高等学校(茨城・12大会連続29回目)

◆注目ポイント◆

夏には菅平で練習試合を行う両チーム。だがここ花園での対戦は、過去4度。そのうち3勝が茗溪学園、1勝が東福岡と茗溪学園が大きく勝ち越している。

東福岡は藤田雄一郎監督体制になってから、花園で茗溪学園に未勝利。初勝利を掴み獲れるか。

92回大会(2012年)準々決勝 東福岡 24-31 茗溪学園
85回大会(2005年)3回戦 東福岡 24-35 茗溪学園
84回大会(2004年)3回戦 東福岡 29-14 茗溪学園
77回大会(1997年)3回戦 東福岡 25-31 茗溪学園

東福岡 藤田雄一郎監督
茗溪学園はFWも大きくて、バックスも例年通りスピードランナーがいる。今年の夏合宿もいい試合をした記憶がある。関東の強豪校の一つ。

花園で茗溪学園に勝った記憶がないぐらい、茗溪さんには勝てたイメージがない。自分が監督になって初めてのベスト8の試合(第92回大会)が茗溪学園さん。19点差をひっくり返されました。

良い所で茗溪学園と試合ができることは励みになります。

茗溪学園 芥川俊英監督
対戦カードが決まった時には「東福岡か」という感じでした。

前回茗溪学園がベスト4に行った時(第92回大会)には、準々決勝で東福岡さんと戦いました。同じようなラグビースタイルですが、ただ強い。できるだけ残り時間準備をして、戦いたいと思っています。

森尾大悟キャプテン
こんな感じになるだろうな、とは思っていました。Aシードの東福岡さんとのゲームを第1グラウンドで行える貴重な機会。しっかりと楽しみながら、いつものラグビーで楽しみながら、勝っていきたいと思います。

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第4試合:流経大柏×大阪桐蔭

14:45キックオフ
流通経済大学付属柏高等学校(千葉・29大会連続31回目)
×
大阪桐蔭高等学校(大阪第2・3大会連続17回目)

◆注目ポイント◆

春の全国選抜大会では1回戦で対戦。20-0で大阪桐蔭が勝利を収めていた。

大阪桐蔭が今季連勝するか、はたまた流経大柏のリベンジなるか。

流経大柏 須田大翔チームキャプテン
自分たちはノーシードでここまで勝ち上がってきた。ここに来るためにこの1年間、そして3年間練習してきました。

準々決勝の相手は大阪桐蔭ですが、怖さはないです。ただ流経大柏のラグビーを体現するだけです。

大阪桐蔭 林田力キャプテン
流経大柏はボールを広く動かして、FWも強く、立体的なラグビーをしてくるチームという印象。そこに対して自分たちのディフェンスで圧力を掛けたいなと思っています。

秋以降はどのチームが相手でも、自分たちのラグビーをぶつけるだけだと思っています。相手に合わせてディフェンスを変えていかなければならない部分はありますが、そこはこの1年間、いっぱい練習してきたので。もう一度修正をかけて、やっていけたらなと思います。

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