3年生の胸で流した涙。「2年間ありがとうございました」|石見智翠館 10-37 大阪桐蔭|第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会

試合概要

第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会 3回戦

【対戦カード】

石見智翠館高等学校(島根・33大会連続33回目)10-37 大阪桐蔭高等学校(大阪第2・3大会連続17回目)

【日時】
2024年1月1日(月)14:45キックオフ

【場所】
花園第1グラウンド

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試合結果

石見智翠館:青ジャージー、大阪桐蔭:白ジャージー

石見智翠館 10-37 大阪桐蔭

両者積極的にボールを動かす攻撃と、果敢に前に出るディフェンスでぶつかり合った。

だが力と精度で上回ったのは、大阪桐蔭。

準々決勝へと駒を進めた。

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石見智翠館

「この舞台に戻ってきて、優勝するという気持ちでした。負けてしまって悔しいです。」

13番・宮崎和史キャプテンは、気丈に振舞った。

エース・加島優陽選手を欠き、挑んだ今大会。

22番・宮崎侑史選手の左腕には、『覚悟』の2文字が並んだ。

後半登場した選手は、笑顔でチームにエネルギーを注入した。

だが、追いつかなかった。

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試合後、泣きじゃくる下級生は「2年間ありがとうございました」と3年生の胸で涙を流した。

出村知也監督は言う。

「全国との差は大きい。石見智翠館の過去最高成績はベスト4。そこを超えることを目指しながら、来年のチーム作りをしていきたいと思います。」

今年先発出場した選手のうち、半数が2年生。

この悔しさを胸に、新たなスタートを切る。

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