わがままを聞いてくれた先輩へ「勝って恩返しをしたかった」|桐蔭学園 34-24 東海大大阪仰星|第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会

試合概要

第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会 準々決勝

【対戦カード】

桐蔭学園高等学校(神奈川・2大会ぶり21回目)34-24 東海大学付属大阪仰星高等学校(大阪第3・5大会連続23回目)

【日時】
2024年1月3日(水)10:30キックオフ

【場所】
花園第1グラウンド

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試合結果

桐蔭学園:白ジャージー、東海大大阪仰星:水色ジャージー

桐蔭学園 34– 24 東海大大阪仰星

最初のトライは前半2分。

ボールを展開し、キックオフから敵陣に居続けた桐蔭学園。12番・白井瑛人選手のラインブレイクから最後は2番・ 川口翔大選手が押し込んだ。

15番・吉田晃己選手のコンバージョンゴールも成功し、桐蔭学園が7点を先制する。

前半15分にはゴール直前の中央ラックから左へ球を出し、4番・中森真翔選手がトライ。

その4分後には14番・古賀龍人選手がチャージしたボールを5番・中野誠章選手がキャッチ。ゴール前に進むと、FB吉田選手が意表を突いたドロップゴールを蹴り上げる。

17-0、桐蔭学園が大きなリードを手にした。

対する東海大大阪仰星は、敵陣でのマイボールスクラムからボールを繋ぎ、最後は右外で3番・山中勝晶選手がトライ。

前半29分、5点を返す。

しかし桐蔭学園もすぐさま取り返す。

キックオフからボールを継続し、最後は飛ばしパスを受け取った12番・白井選手がゴールに飛び込む。

嫌な流れを断ち切った桐蔭学園が、前半を24-5と19点のリードで折り返した。

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後半最初のスコアも桐蔭学園。

ゴール前でリモールを組むと、10番・萩井耀司選手がドロップゴールを沈めた。

27-5、リードを広げる。

しかし東海大大阪仰星の真骨頂はここから。

繰り広げられたカウンターラックの応酬。6番・和田寛大キャプテンは蹴り込まれたロングキックを自らで蹴り返し、流れを引き寄せる。

後半13分、まずは23番・東佑太選手のトライ。

その5分後には、こぼれ球に飛び込んだ桐蔭学園4番・中森選手に追加トライを許し34-10と引き離されたが、後半29分には13番・金子健伸選手が。後半30分には23番・東選手が2トライ目を決め、34-24と迫った。

チーム一丸となって粘り強いタックル、素早い寄りを見せた東海大大阪仰星だったが、ここでノーサイド。

桐蔭学園がベスト4入りをきめた。

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