自分についてきてくれて、体を張ってくれて、ありがとう。|中大春日丘 16-31 佐賀工業|第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会

中大春日丘

「悔しいゲームでした」と言葉を切り出したのは、7番・福田大和キャプテン。

「自分たちが春日丘の歴史を作ろう」と挑んだベスト4。だが、今年も壁は高かった。

自分たちのミスからスコアを許してしまうゲーム展開に「相手が上回った部分。悔しい気持ちでいっぱいです」を繰り返した。

2年と3年、それぞれ半年ずつニュージーランドへ留学した。

思うように言葉が通じなかったからこそ、コミュニケーションの大切さを知る。

「相手への伝え方、質問の仕方。日本に帰ってきて、コミュニケーションが成長したと思います。」

監督・コーチからの助言を待つのではなく、自分たちで考えて行動すること。自分が中心になって考えて、ああしようこうしよう、と話しながら冷静に声を掛けることができました、と花園での戦いを振り返った。

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試合後、一人ひとりを迎え入れ、手を合わせた福田キャプテン。

いま、仲間に伝えたい想いがある。

「ありがとう。」

自分についてきてくれて、体を張ってくれて、ありがとう。

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佐賀工業

今大会、Aシードで挑む佐賀工業。

「Aシードをもらっていますが、自分たちはチャレンジャーの気持ちを忘れずに戦っています。一つひとつのプレーが嬉しいし、1トライが自分たちの成長にも勢いにもつながっている」と話すは13番・大和哲将キャプテン。

1つのトライに大きく喜ぶ、元来の佐賀工業としての姿を、今大会は意識し見せ続けている。

もちろんプレッシャーはある。

大和キャプテンは隠すことなく「緊張しています」と正直に口にした。

だからこそ「自分たちが3年間やってきた『不撓不屈のラグビー』をする、それだけ」と佐賀工業の原点に拠り所を求める。

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今年の佐賀工業において大きなアドバンテージが、ラインアウトディフェンスにある。

立役者は身長192cmのLO古賀大輝選手だ。

「自分の得意分野。そこでボールを取り返す意識を持って練習をし、その練習を発揮するために試合をしています。全部ボールを取り返すつもりで、毎ラインアウトを飛んでいます。」

自信をのぞかせる。

準決勝の相手は、東福岡。セットプレーが重要になることは間違いない。

「セットプレーが安定すれば、バックスのアタックも充実する。自分がFWリーダーとしてしっかりと仕切って挑みたいと思います。」

手首にしたためるは『不撓不屈』。

「どんなきつい時でも、この腕を見て、不撓不屈を思い出して戦っていきます。」

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